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聖光“最強世代”の4番・須田、富士大で山川化!/東北スポーツ

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富士大へ進学する聖光学院・須田。数々の名選手を輩出している強豪で、プロを目指す(撮影・葉山理)  高校野球の名門・聖光学院(福島)の強打者、須田優真内野手(3年)が、春から富士大(岩手)へ進学する。度重なるけがを乗り越え、抜群の長打力で“史上最強”と呼ばれたチームを牽引(けんいん)。3年時には甲子園春夏連続出場、春は5番、夏は4番を務めた。北東北大学リーグ10連覇中の強豪で鍛え上げ、4年後のプロ入りを目指す。

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 山あり谷あり。波瀾(はらん)万丈の高校3年間を、須田はしみじみと振り返った。

 「あっという間だった、という印象が強い。野球以外にもいろいろと教わって成長できた。充実した3年間だった」

 けがと戦い続けた高校生活。「入学前は、自分がけがをして手術することになるなんて、全く頭になかった」。1年秋から4番を打つなど期待されたが、右肘を疲労骨折。同年の12月、2年の3、5月と計3度も手術した。2年の7月には紅白戦で左膝を負傷。靱帯(じんたい)を損傷し、夏の大会ではベンチからも外れた。

 「一番しんどかったのは、膝を痛めたとき。大会前だったので、つらかった。自分は何をやっているんだろう、と落ち込んだ」

 それでも「いろんな方向から(野球を)見られるようになったし、当たり前にプレーできる喜びが大きくなった」と苦しい時期を無駄にはしなかった。

 けがから復帰後は、“最強世代”と呼ばれたチームの主軸打者として活躍。2017年秋に東北大会を初めて制覇し、センバツに出場。昨夏の福島大会では、戦後最長の12連覇を達成した。

 春からは、名門・富士大野球部の門をたたく。目標は同大学OBで、昨季パ・リーグMVP&本塁打王の西武・山川穂高内野手(27)だ。

 「自分はバッティングの選手。しっかりと遠くに飛ばすのが魅力だと思っている。山川選手のような強打者を目指して、大学で磨いていきたい」

 4年後には幼いころからの夢、プロを目指す。「大学で野球をやるからには、上のステージを目指さないといけない。4年後、そのレベルに行けるように、みっちりと練習したい」と力を込めた。 (葉山理)

★木製バット練習

 富士大はプロ野球選手を毎年のように輩出している。須田は「野球をやる上では、すごくいい環境。もっと上のレベルを目指すために、富士大で野球をやりたいと思った」と覚悟を示した。木製バットへの適応も進めており、夏の甲子園が終わってから切り替えて練習。「高校でも、けっこう詰まっていたので苦労している。芯に当たらないと飛ばない。まずは、しっかりと振れるようにならないといけない」と熱を入れている。

須田 優真(すだ・ゆうま)

 2000(平成12)年4月11日生まれ、18歳。福島市出身。佐倉小2年時に福島リトルで野球を始める。西信中時代は福島リトルシニアでプレー。聖光学院では1年秋から一塁手でベンチ入り。2年秋から一塁のレギュラーで、クリーンアップを務めた。高校通算22本塁打。182センチ、85キロ。右投げ右打ち。家族は両親と妹。

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