【球界ここだけの話(1547)】阪神キャンプ、ファンへ配る選手カードが余れば余るほどうれしい悲鳴のワケ - SANSPO.COM(サンスポ)

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【球界ここだけの話(1547)】阪神キャンプ、ファンへ配る選手カードが余れば余るほどうれしい悲鳴のワケ

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保管されている選手カード  阪神宜野座キャンプの報道陣や関係者が歩くドーム内の通路の片隅で、“出番”がなく寂しそうにしていた。キャンプ地へ足を運んだファンに、選手が配る選手カード。中身は各選手の試合のときや、ユニホームで決めポーズをとった写真になっており、ファンサービスの一環として球団は昨年の約3倍の枚数を用意したという。

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 大量に余ったワケを球団関係者に尋ねると、「この選手カードは、選手がサインを書く時間がないときに『ごめんね、これ(選手カード)で』という形でファンへ渡す、サインの代替の役割もあります。年々、ファンサービスに積極的な姿勢は向上していますが、キャンプ中に選手がたくさんサインを書いてくれていますから」と教えてくれた。

 太陽が傾き、練習が終わると宜野座球場のドーム横にできるファンの行列に矢野監督を始め、福留、藤川、西ら選手も積極的に足を運んで色紙やユニホームにペンを走らせてきた。サブグラウンドでも、メニューを終えたメッセンジャーやガルシア、ドリスら投手陣が即席サイン会を開いている光景を何度も目にした。

 カード製作の経費はかかっているのだが「うれしい悲鳴というやつですね」と先の球団関係者も笑っていた。ただ、ファンのなかには、目の前でサインをしようとする選手に対して「○○選手のサインがほしいんです! 」と“むちゃぶり”をする心ないファンも…。

 中日の松坂が北谷キャンプでファンと接触した際、右腕を引かれたことで「右肩炎症」と診断されてしまった一件もあり、選手とファンの最適な距離感についてはまだまだ議論する必要がありそうだ。(新里公章)

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