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【球界ここだけの話(1544)】DeNAの新戦力は2人だけ “小型”補強も幸先よし

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巨人との練習試合で古巣へ存在をアピールしたDeNA・中井  シーズンの浮沈を握る鍵として新戦力は大きな要素となる。昨季の戦いを振り返り、足りない点、強化すべき点を把握した上で、必要なピース(人材)を埋めていく作業だ。

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 厳密に計算したわけではないが、ドラフトで獲得したルーキーを除くと、各球団とも毎年4人程度がオフに新加入(育成契約を除く)するのではないだろうか。

 そのなかで1998年以来の日本一を狙うDeNAには、今季2人の選手が新たに支配下登録選手に加わった。これは中日と並ぶセ・リーグ最少だが、DeNAは新外国人を獲得していないのが珍しい。それもフリーエージェントの選手のように高額な年俸の大型契約ではない。

 巨人を自由契約となった中井は12球団合同トライアウトを経て、年俸1200万円でDeNAに入団した。内外野の複数ポジションをこなすユーティリティープレーヤーとして期待されており、今キャンプでも紅白戦を含めた実戦5試合すべて(2月22日時点)で安打を放っている。

 17日の古巣・巨人戦では2安打1打点で躍動した。巨人の原監督からベイスターズのユニホーム姿を「似合っているな。頑張れよ」とエールを送られたという。DeNAの一員として立った打席では「変な感じがした」と言いつつも「もう敵なんだなと思った」と新天地での決意を語った。

 古村は2012年にドラフト8位で入団した。入団前から悩まされた左肩痛で1軍登板機会がなく、戦力外になった後に球団職員として打撃投手を務め、独立リーグを経て今季から年俸600万円で再入団した。

 すでに左肩痛は完治しており、150キロ超を投げる。ブルペンで投げる古村の姿に「普通に投げるアイツの姿を見るのは初めてだった」と目を細めるベテランの球団スタッフもいる。16日のヤクルトとの練習試合に復帰後初登板を果たした中継ぎ左腕は「小さな1歩を踏み出せた。その1歩ずつが大きな結果を生むと思う」と笑った。

 昨年はBクラスで終わったDeNAだが、新戦力の獲得を最小限にしたのは、現有戦力の能力の高さを信じているからこそだ。大型補強で注目される球団もあるが、DeNAの“小型”補強が大きな結果を残すのか注目したい。(湯浅大)

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