【球界ここだけの話(1537)】ロッテ異例の春季キャンプ11日間も井口監督「100点に近い」 - SANSPO.COM(サンスポ)

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【球界ここだけの話(1537)】ロッテ異例の春季キャンプ11日間も井口監督「100点に近い」

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ロッテ・井口監督  ロッテは11日に、沖縄・石垣島での1軍キャンプを打ち上げた。井口資仁監督(44)は「100点に近い。やりたいことは全部できたと思う。若い選手が底上げして、活気のあるキャンプができた」と総括した。

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 多くの他球団は、まだシート打撃や紅白戦などの実戦練習が始まった段階での異例ともいえる11日間の石垣島キャンプ。2年前は21日間、井口監督就任1年目の昨年は19日間だったが、今年は「実戦中心」という明確な狙いがある。

 最も象徴的なのは、1日のキャンプ初日に行った紅白戦。紅組が涌井秀章投手、白組が石川歩投手の両大黒柱が先発マウンドに上がった。ともに1回を無失点の投球を披露した2人に、井口監督は「彼らが初日からしっかり調整してきて投げてくれたことで、練習から去年よりも投手陣が引き締まった」とキャンプのMVPに選出した。

 「チーム内競争」を井口監督は求めた。実戦を行うことで、目に見える「結果」が表れる。早くもキャンプ4日目に行われたシート打撃では、三塁のレギュラーを目指す2年目の安田がいきなり快音。翌日のシート打撃でも安打を放つと、9日の初の対外試合となる台湾・ラミゴとの交流試合では2本塁打5打点の大暴れ。キャンプ前から「結果を求めていきたい」と語っていた19歳にとって、貴重なアピールの場となった。

 11日では短すぎるという世間の声もある。それでも、実戦があるからこそ、選手たちはしっかりと自主トレを行い、戦える体をつくってきた。全体練習の時間は短いが、その分、アーリーワークには若手から中堅まで、毎日半数以上の40から50人の選手が参加。安田、平沢、田村らは最後まで残って打撃練習にも励んでいた。

 もちろん夏場以降に失速した昨季の反省も忘れてはいない。第2クール初日には全身持久力の評価・トレーニングに用いられるヨーヨートレーニングを全選手が実施するなど、選手の体調をデータで管理し、各選手に合ったトレーニングが課されている。

 日本では珍しい、11日間キャンプは、新たな風を吹かすことができるだろうか。(浜浦日向)

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