【球界ここだけの話(1526)】オリックス・西村監督の粋なサービス、信条は「ファンあってのプロ野球」 - SANSPO.COM(サンスポ)

試合
速報

【球界ここだけの話(1526)】オリックス・西村監督の粋なサービス、信条は「ファンあってのプロ野球」

更新

円陣に入るオリックス・西村徳文監督(中央)  今年も、プロ野球の春季キャンプがスタートした。開幕を見据え、12球団が各地で鍛錬を積む。オリックスは1、2軍とも宮崎の清武総合運動公園の敷地内で。キャンプ初日から外国人がランチタイム中の特打を行うなど、迫力満点だった。さらに西村監督の考えで、新たなファンサービスも行われた。

<< 下に続く >>

 特打中、抽選で選ばれた10人の観客が、三塁ベンチ前から打撃練習を見守った。通常はスタンドから観戦することになるが、選手と同じグラウンドに降り、間近で練習を見ていた。このサービスの発案者である指揮官に狙いを聞くと「せっかく球場まで来てもらったんだから、スタンドだけでなく、グラウンドレベルで見てもらおうと。実際、打っているところを上から見るのと横から見るのでは、全然違う。ファンの方に喜んでもらいたいから」と説明した。

 初日は10人限定だったが、今後は人数を増やし、さらにサービスを充実させていくという。練習見学終了後には監督自ら観客の下に足を運び、あいさつ。「皆さん、『スタンドから見るのと迫力が全然違う』とおっしゃっていた。みんな喜んでくれた。休日のときとかはもっと人数を増やしてもいいね。どんどんやっていきたい」と手応えをにじませた。

 その後も寒空の下、ファンの方にひたすらサイン会。「寒いね。手がかじかむ」と言いながらも、ペンを走らせていた。昨年の秋季キャンプも、キャンプ初日から最終日まで毎日、監督自らサイン会を実施していた。ファンあってのプロ野球を信条とする西村監督。西村オリックスの「和」は、着実に浸透しているはずだ。(西垣戸理大)

PR