【イチロー新たなる挑戦(2)】同僚のプレーに自分重ねモチベーション維持 - SANSPO.COM(サンスポ)

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【イチロー新たなる挑戦(2)】同僚のプレーに自分重ねモチベーション維持

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昨年のイチロー(左)。練習は欠かさなかった (共同)  試合に出続けているほうがずっと楽。先発機会が減り始めた2014年あたりから、イチローはそんな言葉をしばしば口にした。途中出場では序盤からルーティンが始まるため活動の総量が上がる。ストレッチ、専用マシンでのトレーニングやティー打撃…。それらと並行し自分が起用されそうな局面、相手との駆け引きをイメージし続けることで、頭をフル稼働させる。試合に出ないことでの疲れは、常に完璧な備えのイチローならではだった。

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 先発出場では打席が回ってきそうにない状況、攻守交代時にひと息つけた。それが昨年5月以降、試合開始から同僚のプレーに自分を重ねて気を張り詰めた。「一日が終わったときには、くたくたになっていること」とした目標は達成され「やけに寝付きが早い」残りシーズンになったという。意識的に負荷を強め、心身のさびつきを防ごうとしていたのか。

 新しい肩書での具体的な義務はなかった。時間の使い方も一任されていた。だが、あえてチームと密に接し、自らを厳しく律した。「全て自分に委ねられている。極端に言えば僕は別にここ(球場)にいなくてもいい。でもそうしてしまうと自分の気持ちも、チームメートの気持ちも(互いに)離れてしまうのではないかと考えた」。意図して設けた独自の制限はそれ以外にもあった。

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