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ヤクルト・石川、地元秋田のスポーツへ恩返し/東北スポーツ

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B1秋田のホームゲームのオープニングで鏡開きに臨んだヤクルト・石川(右)と石山(右から2人目) (撮影・井上幸治)  プロ野球ヤクルトの石川雅規投手(38)=秋田商高出身=が、故郷・秋田県のスポーツ界を盛り上げている。2010年から同県の「スポーツ大使」を務める左腕は、オフも野球教室を行うなど精力的に活動中だ。その一方、プロ18年目となる今季の活躍にも意欲的。“秋田愛”を胸に、グラウンド内外での奮起を誓った。

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 あふれ出る故郷への思い。石川が秋田県スポーツ界の盛り上げへ、気持ちを込めて語った。

 「秋田に恩返ししたい気持ちは昔も今も変わらない。(盛り上げへ)いろんなスポーツ選手、チームと何かやれたらいいなという思いはある」

 秋田市で生まれ育ち、現役最多の163勝を挙げている左腕は、2010年から同県の「スポーツ大使」として活動。自ら音頭をとり、地元企業の協力を受けて県内で野球教室を行うなど、積極的な取り組みを行っている。

 野球だけにとどまらない。10年からは同県初のプロチーム、バスケットボールBリーグ1部の秋田ノーザンハピネッツを個人パートナーとして応援。球団公式サイトには『スポーツで秋田を元気に!』とメッセージつきのバナー広告を掲出してきた。「同じプロとして、秋田のチームと何かできることはないか。一緒に盛り上がっていきたい」との願いを込めての行動だ。

 16日には秋田がA東京と戦ったホーム戦を初観戦。「改めて自分のためだけじゃなく、応援してくれる方々のためにもやらなきゃいけない」と初心も思い出した。

 昨夏の甲子園では金足農が準優勝し、年末年始はサッカーの秋田商、バレーボールの雄物川が高校選手権でそれぞれ8強入り。「改めて秋田のスポーツが盛んだと感じた。自分も県民の皆さまに応援していただける、勇気づけるプレーをしたい」。プロ18年目の今季も“秋田愛”をモチベーションに変える。

 「そんな長く現役でできないと思うが、一年一年、目の前の一試合一試合を頑張り抜いて、プロスポーツ選手としてやっていきたい。キャリアハイを目指していく」

 秋田のレジェンドが来たるシーズンへ、秋田魂をみせる。 (井上幸治)

★石山も一緒に野球教室参加

 チームの守護神で、石川と同じ秋田市出身の右腕、石山(金足農出身)も16日のB1秋田戦へ来場。石川の活動に「すごく秋田を盛り上げていく気持ちを感じる」と感心する。今オフも石川とともに野球教室を行うなど、自身も県のスポーツ界盛り上げに意欲的。「まだ石川さんについていっているだけだが、僕も長くプレーし、秋田をアピールしたい」と郷土愛を強調した。

石川 雅規(いしかわ・まさのり)

 1980(昭和55)年1月22日生まれ、38歳。秋田県出身。秋田商高から青学大を経て、2002年ドラフト自由枠でヤクルト入団。1年目から先発ローテーションに定着し、新人王。08年に最優秀防御率、ゴールデングラブ賞。昨季は7勝(6敗)で、通算163勝は現役最多。大学時代に00年シドニー五輪出場。167センチ、73キロ。左投げ左打ち。既婚。推定年俸9500万円。背番号19。

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