大谷、市民栄誉賞辞退「まだ道半ば」 昨年末に大谷サイドから意向 - SANSPO.COM(サンスポ)

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大谷、市民栄誉賞辞退「まだ道半ば」 昨年末に大谷サイドから意向

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エンゼルス・大谷翔平  米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(24)の地元、岩手県奥州市は10日、市民栄誉賞を新設し、大谷に授与することを検討していたが、当面は見送ることを明らかにした。

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 大谷は父・徹さん(56)を通じて、奥州市の担当者に「大変ありがたい話だが、まだ道半ばだ」と辞退を申し出たという。

 メジャー挑戦1年目の昨季、大谷は投打の二刀流で活躍。先発投手として4勝を挙げ、打者としては日本選手の1年目では最多となる22本塁打をマーク。11月には2001年のマリナーズ・イチロー以来、17年ぶりとなるア・リーグの新人王に輝いた。

 これを機に、奥州市は市民栄誉賞第1号の授与について検討を開始した。しかし、昨年末に大谷サイドから辞退の意向が市に伝えられた。

 イチローも、メジャーデビューを飾った01年とメジャー最多安打記録を更新(262安打)した04年などで国民栄誉賞を打診されたものの、辞退している。奥州市の担当者は「本人の意向に沿い、今回は断念したい」と話した。

 大谷は昨年6月、右肘の内側側副靱帯(じんたい)損傷が判明。同7月に打者で先行復帰し、同9月に投手としても復帰したが、肘に新たな損傷が見つかり靱帯再建手術を受けた。現在は戦線復帰へリハビリ中だ。

★岩手県奥州市

 平成の大合併の1つとして、大谷が生まれた水沢市、江刺市、前沢町、胆沢町、衣川村が2006年に合併し誕生した。人口約11万7000人、面積約993平方キロで、ともに県内3位。平安時代の胆沢城跡や、大石寺で毎年2月に行われる裸祭り「蘇民祭」などが有名。主な出身者は江戸時代に蘭学者として活躍した高野長英、明治・大正期の政治家で元東京市長の後藤新平、歌手の大瀧詠一、漫画家の吉田戦車ら。前沢牛などの和牛、南部鉄器などが特産品。

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