楽天D8・鈴木翔天、目標「1軍キャンプ&開幕1軍」へ不安もけがも飛んでった~/東北スポーツ - SANSPO.COM(サンスポ)

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楽天D8・鈴木翔天、目標「1軍キャンプ&開幕1軍」へ不安もけがも飛んでった~/東北スポーツ

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左肘の不安が消えた鈴木は初日から軽快な動きを見せた  プロ野球楽天の新人合同自主トレが9日、本拠地・楽天生命パークの室内練習場でスタートした。北東北大学リーグの富士大(岩手)からドラフト8位で入団した鈴木翔天(そら)投手(22)は、ランニングやキャッチボールなどのメニューを順調に消化。大学時代に痛めた左肘の“全快”をアピールし「1軍キャンプに同行して開幕1軍」と目標を掲げた。

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 「56」のビブスをまとい、新人らしくハツラツと動いた。およそ5時間に及ぶ始動を終え、鈴木が充実の汗をぬぐった。

 「もう少し緊張するかと思ったが、気楽に楽しくできました。これからもけがをせず、(自主トレを)乗り越えたい」

 午前10時、D1位・辰己涼介外野手(22)=立命大=ら同期9選手とともに、ランニングからスタート。ノックでも軽快な動きでボールを追った。

 キャッチボールでは軽めの腕の振りながら、スピンの利いた力強いボールを投げ込んだ。「ボールの回転と投げ終わりを意識して投げた。自分のフォームで投げられたと思う」。明るい表情でうなずく姿には大きな理由があった。

 「去年までは(左肘が)痛くてだましだましやっていたが、今はすごく楽になって、腕も振れるようになった」

 昨年春に左肘痛を発症。大学4年のシーズンは、痛みや違和感と闘い続けたが、昨年11月の球団のメディカルチェックで「(左肘には)傷ひとつない」と医師からお墨付きをもらった。

 すると、それまでの痛みが嘘のように消えた。「(患部を)気にしすぎていた。気持ちだったんだなと思う」。不安なく投げられる喜びと大きな手応えを得た。

 この日は「1軍キャンプに同行して、開幕1軍が理想」と高い目標も設定した。育成1位の清宮虎多朗投手(18)=八千代松陰高=から「初動負荷トレーニング」の助言を受けるなど、年下の選手からも貪欲に知識を吸収している。

 「これから練習もキツくなるし、しっかりケアをして自分のペースでやっていきたい」と鈴木。手薄な左腕への期待は大きい。確かな“アイドリング”で己を高め、アピールを目指す。 (井上幸治)

★首脳陣、スタッフにあいさつ回り

 合同自主トレ初日とあって、平石監督ら首脳陣や球団スタッフも視察。鈴木は練習の合間を見つけてはあいさつ回りをした。「これから1カ月は名前を覚えるのに必死だと思う」と苦笑い。大学時代のコーチが平石監督とPL学園高の同窓とあって、無事にあいさつを済ませて胸をなで下ろしていた。

鈴木 翔天(すずき・そら)

 1996(平成8)年8月19日生まれ、22歳。神奈川・横浜市出身。南本宿小3年時にソフトボールを始める。万騎が原中では瀬谷リトルシニアに所属。向上高3年の春、夏に県準優勝。富士大では1年春からベンチ入り。3年秋の八戸工大2回戦で東北の大学リーグ史上初の完全試合を達成。昨秋のドラフト8位で楽天入団。184センチ、77キロ。左投げ左打ち。背番号56。

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