イチロー、日本球界復帰「ない」 「日本で対戦したい」小学生の質問にキッパリ - SANSPO.COM(サンスポ)

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イチロー、日本球界復帰「ない」 「日本で対戦したい」小学生の質問にキッパリ

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閉会式で子供たちに声をかけるイチロー(撮影・村本聡)  米大リーグ、マリナーズのイチロー会長付特別補佐(45)が、故郷の愛知・豊山町で行われた「第23回イチロー杯争奪学童軟式野球大会」の閉会式に大会会長として出席。質問コーナーで、12歳の少年から「将来、日本で対戦したい」と熱い思いを伝えられると、「僕が日本でやることはないと思います。ないです」と明言。逆に「メジャーでどう?」と誘い、51歳までの現役続行に意欲を示した。

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 「おお~い!!」

 イチローが声をあげてのけぞった。参加192チームの中から勝ち上がった優勝、準優勝、3位の3チームの子供たちの前に立って挨拶したあと、恒例の質問コーナーでのことだ。ひとりの少年がこう訴えた。

 「高校を卒業したらプロにいきます。イチロー選手と対戦したいので、日本に帰ってきてくれますか」

 歓声があがる中、イチローは「直球、来たねえ」と苦笑い。戸惑いながらも、その夢のハードルを上げてこう返答した。

 「将来、僕とやりたいっていうなら、アメリカに来てやろうか。メジャーで。どうですか」

 もちろんそのハードルはイチローにとっても高いものになる。「今いくつ? 12歳? ちょっと難しいかもしれないね」。その少年が18歳でメジャーに昇格したとして、そのときイチローは51歳。「51まで、できたらいいけどね」。しみじみとそう口にしたが、一方で、日本で対戦する可能性については明確に否定した。

 「僕が日本でやることはないと思います。ないです」

 メジャー契約できなければ引退…。言葉の裏にはそんな決意が透けてみえる。現時点で、マリナーズと選手として再契約するのは時間の問題。来年3月20、21日に東京ドームで行われるアスレチックスとの開幕2連戦に出場することも濃厚だが、その後の立ち位置は微妙だ。メジャーでプレーする道を絶たれれば日本球界から声がかかることも考えられるが、その選択肢はこの日、子供たちの前で改めて断った。

 「できるって思っていて、できるとは限らないんだけど、できないって思ったら、本当にできない」

 大会長としての挨拶の中のメッセージは、自分自身に言い聞かせているようでもあった。

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