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阪神が先発左腕ガルシア獲得!基本合意、近く正式発表

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今季、中日で13勝を挙げたガルシア。虎の投手王国誕生は、もう目の前!?  またも朗報-。阪神が新外国人として、今季中日で13勝を挙げたオネルキ・ガルシア投手(29)と来季契約で基本合意に達したことが15日、分かった。近く、正式に発表される。課題だった先発左腕に、これ以上ない戦力補強。来季は“投手王国”誕生だ!! 

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 クリスマスより10日早く、矢野阪神にうれしいプレゼントが届いた。オリックスからFAで獲得に成功した通算74勝の右腕、西に続いて、今度は今季13勝の助っ人左腕、ガルシアだ。

 球団幹部が「近々、発表できれば」と、交渉が大筋で合意に達したことを明かした。今季、中日に加入したキューバ出身の29歳は、1メートル90の長身から投げ下ろす角度ある150キロ超の速球を武器に、いきなり13勝(9敗)、防御率2・99をマーク。阪神戦でも3勝(2敗)を挙げた。

 ただシーズン後、中日との交渉は条件が折り合わずに決裂。今季の年俸5000万円からの大幅アップと複数年契約を要求したと見られ、12月2日に自由契約選手として公示された。

 そこに鋭く反応したのが阪神だ。2日の公示と同時に、球団幹部は「他の外国人との兼ね合いにもよるが、検討材料にはなる」とコメント。関係者によると交渉はマネーゲームには発展しなかった模様で、晴れて基本合意にこぎつけた格好だ。

 待望の先発左腕の獲得となった。チームのローテーション候補は来年38歳のメッセンジャーを筆頭に、FA加入の西、秋山、藤浪、小野、青柳、若手成長株の才木や望月、浜地らがいるが、全員右腕だ。能見は来季も救援に回るため、計算が立つ先発左腕は、岩貞だけだった。ベテランの岩田と左肩のコンディション不良を抱える高橋遥、そして中継ぎと“両にらみ”の岩崎。左右のバランスが偏る中で、助っ人スターターは左腕を理想として探してきた。

 それだけに、確かな日本での実績を持つガルシアなら、これ以上ない。今季2桁勝利はメッセ1人(11勝)だった虎の先発陣が、一気に3人に。ローテ6人を選ぶのが大変な“うれしい悲鳴”があがる布陣となった。

 11月18日、安芸での秋季キャンプの打ち上げ。矢野監督は若手の成長に「投手王国というような素材はそろってきてる。近い将来、それをやっていけるように」と語気を強めた。そんな理想の近い将来が、“限りなく近く”なってきた。

★残るは中軸

 メッセンジャーが日本選手扱いになる来季、阪神はナバーロ、ドリス、呂彦青と契約を延長し、救援右腕としてピアース・ジョンソン投手(27)=ジャイアンツ=を獲得。先発左腕のガルシアの獲得が発表されれば、あとは中軸を打つ野手だけだ。メジャー通算30発のジェフリー・マルテ内野手(27)=エンゼルスFA=らをリストアップしており、球団幹部は「クリスマスまでに決められたら」と、早急に進めていることを説明した。

オネルキ・ガルシア(Onelki Garcia)

 投手。1989年8月2日生まれ、29歳。キューバ・グアンタナモ州出身。2010年8月、米国に亡命。11年末にプエルトリコに渡り、ウインターリーグに参加。12年にドジャースからドラフト3巡目で指名され、13年にメジャーデビュー。ホワイトソックス、メキシカンリーグ、ロイヤルズを経て、昨年オフ、ドミニカ共和国のウインターリーグで登板していたときに森監督に見いだされ、中日入団。今季は27試合に登板し、13勝9敗、防御率2・99。1メートル90、104キロ。左投げ左打ち。今季年俸5000万円。背番号「70」

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