阪神・高山、横田と一緒に野球したい!“絆”1、2番再結成や - SANSPO.COM(サンスポ)

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阪神・高山、横田と一緒に野球したい!“絆”1、2番再結成や

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子供たちにユニホームを手渡し、サインする高山(手前)と横田(奥)。新たなパワーをもらった(撮影・中島信生)  一緒にグラウンドで暴れたい-。阪神・高山俊外野手(25)、横田慎太郎外野手(23)、熊谷敬宥内野手(23)が10日、大阪府内の病院を訪問。脳腫瘍から復活を期す横田と2016年の開幕戦で1、2番コンビを組んだ高山は「また一緒に、あの開幕戦のような形で2人で出られたらうれしい」と熱望した。“超変革イヤー”の再現へ-。まずは来季、自身が必ずレギュラーをつかみとる!!

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 相棒が懸命に戦う姿を見てきたからこそ、言葉は熱を帯びた。「超変革」の象徴だった2人。あれから2年半-。お互い、状況も立場も変わったが、決して変わらない思いがある。高山が、決意を新たにした。

 「今年、僕もファームで横田がベンチに入ったり、ノックを受けたり一緒に練習する中で、彼が頑張っている姿を見てきたので。また一緒に、あの開幕戦のような形で、2人で出られたらうれしいと思います」

 この日は横田、熊谷と3人、大阪府内の病院を訪問。患者と触れ合う中で「勇気づけようときたら、患者さんの方から『頑張ってください』と逆に言葉をもらった。勝って喜んでもらえるように一生懸命、野球をやりたい」と胸に刻んだ。レギュラーを必ずつかみ、ファンを喜ばせる。そしてもう一度、横田と一緒に暴れ回る-。

 金本阪神の初陣に沸いた2016年3月25日、あの中日との開幕戦(京セラ)。ルーキー高山が1番、3年目の横田が2番に抜てきされ、ファンは超変革の息吹に胸を躍らせた。「1年目で緊張していたので1、2番どうこうはそのときは全くなかったです」と高山。横田との1、2番は計13試合、チームも4位に終わった中、球団新人記録のシーズン136安打で新人王に輝いた高山は、希望の光だったが…。

 今季は45試合出場で打率・172など、ここ2年は不本意な成績に。一方の横田は、17年の春季キャンプ中に頭痛で帰阪後、脳腫瘍が判明した。昨年9月に「寛解」と診断されたが、今はまだ完全復活の途中だ。「手紙とかで高山選手と僕の1、2番から、横田選手のファンになりましたという方もいらっしゃった」と横田。がむしゃらに戦った日々は、今も心の支えになっている。

 日大三高で全国制覇などスター街道を歩んできた高山と、甲子園出場はない横田。タイプは違えど、同じ外野手として刺激し、競い、励まし合ってきた。16年当時はともに「虎風荘」に住み、車をもっていなかった。北條の車に乗せてもらい、球場入りするのが“日課”。3人の登場曲を流しながら、気持ちを奮い立たせた、あの頃-。

 コンビ再結成には、高山がレギュラーをつかむことが大前提だ。11月26日の契約更改後の会見では「(来季は)自信がある」と言い切った。矢野新監督の下、必ず輝きを取り戻す。そして来年3月29日。ヤクルトとの開幕戦(京セラ)で16年から4年連続の「開幕1番」を務めれば、中村勝広らの球団最長に並ぶ。

 「まずは僕が頑張らないとだめ」

 また2人で並び立つ。戦う横田のためにも、高山が力強く先を歩く。 (竹村岳)

一緒に病院を訪問した阪神・熊谷「元気を与えようと思っていたんですが、逆に元気をもらった。今度は僕たちが野球で笑顔にできたら」

★2016年VTR

 「超変革」を掲げた金本阪神1年目。3月25日の中日との開幕戦(京セラ、●2-5)はドラ1の高山が「1番・左翼」、高卒3年目の横田が「2番・中堅」に抜てきされた。一回に高山が左前打を放つと横田が投ゴロで一塁に残り、二盗成功。ヘイグの適時打で先制ホームを踏んだ。開幕13試合目に横田がスタメン落ちし、4月24日の広島戦(マツダ)で復活も、この1、2番コンビは計13試合。高山は同年1番では55試合に出場し打率・254、横田は2番では13試合に出場し打率・237だった。

データBOX

 ◎…高山は2016年から3年連続開幕1番で出場中。4年連続となれば、球団では1946-49年の呉昌征、75-78年の中村勝広以来、3人目

 ◎…3年連続は54-56年の金田正泰、63-65年の吉田義男、67-69年の藤田平、85-87年の真弓明信がいる

 ◎…通算での開幕1番の回数は和田豊、真弓明信の7が最多

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