【球界ここだけの話(1408)】ドラフト1位候補の立命大・辰己「感謝」を胸にラストシーズン全力投球 - SANSPO.COM(サンスポ)

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【球界ここだけの話(1408)】ドラフト1位候補の立命大・辰己「感謝」を胸にラストシーズン全力投球

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ドラフト1位指名候補の立命大・辰己涼介外野手  大学ナンバーワン野手として、10月25日に迫るドラフト会議では1位指名候補と期待されているのが立命大・辰己涼介外野手(4年)。関西学生リーグの春秋連覇、11月の明治神宮大会での全国制覇を目指す戦いは佳境に入っていく。

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 今年6月の大学選手権では準優勝した国際武道大(千葉)相手に2回戦敗退。4打数無安打に終わった主将は試合後、悔しさを押し殺しながら「借りを返すのは秋しかない」と早くもラストチャンスをにらんだ。

 その間、7月にはハーレム国際大会(オランダ)に出場。大学日本代表の主将として世代トップの選手たちをまとめながら、MVPを獲得するなどして1994年以来、12大会ぶり4度目の優勝に貢献した。そのなかで生田勉監督(亜大)からかけられた「周りの人に感謝できるような選手になってほしい」という言葉を、辰己はいまも大切にしている。

 「普段から見えないところでいろいろな人が支えてくれているということは(仲間に)理解してほしい。そういう気持ちがプレーにもつながってくる」

 「感謝」はありきたりなフレーズかもしれないが、改めてチームでもその思いを共有。辰己にとって感謝する場面は想像以上にたくさんあった。

 9月上旬には台風21号の影響で約1週間、練習ができなくなり、寮は水道タンクが壊れて水回りが機能停止。辰己は1年生部員の下宿先に宿泊させてもらい、支えの大きさを実感した。

 そしてこの秋季リーグは第4節終了時点で打率・143と少々、不調気味。しかし、後輩たちの頼もしい活躍のおかげで首位につけている。主将のお目覚めとなれば、まさに鬼に金棒だ。

 「自分の結果がついてきたら最高かなと思います。結果を出すか出さないかは自分次第。自分でつかみ取っていきたい」

 大学生活の集大成として狙うベストナイン入りに向けて、巻き返しが果たせれば頂点の景色はさらに近づく。周囲の支えと、仲間たちへの感謝の思いを力にバットを振り続ける。(須藤佳裕)

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