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【八木裕 神眼スコープ】成功体験重ねることが阪神・藤浪完全復活への道

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投球する先発の阪神・藤浪=ナゴヤドーム(撮影・村本聡)  (セ・リーグ、中日0-4阪神、23回戦、中日13勝10敗、29日、ナゴヤD)完封した藤浪を評価するには、註釈が付く。中日はすでにCS進出を逃し、浅尾、野本の引退セレモニーが行われる中での試合だった、ということ。ただ、そんな状況を抜きにしても、最近では最も安定した投球内容だったことは間違いない。

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 立ち上がりの一回はいきなり平田に四球を与えるなど緊張も感じられ、球威もそれほどなかったが、自身のバットでタイムリーを放った五回以降は徐々にスピードも出てきた。序盤はスライダー、後半はフォークのキレも際立った。

 厳しい環境での投球ではなかったので、手放しでは喜べないが、それでも「光が見えてきた」と表現してもいいのではないか。

 復活を期待されながらシーズンも最終盤まで来てしまった。現状ではこの日のような成功体験を重ねていくことが、本来の投球を取り戻すための近道だろう。来シーズン、藤浪が完全復活するためにも、残り試合の中で2度先発して、再び成功体験を繰り返すこと。藤浪にとって大事な試合が続く。(サンケイスポーツ専属評論家)

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