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【八木裕 神眼スコープ】阪神、アウトになっても有効打を

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ベンチで厳しい表情の阪神・金本監督(右)と阪神・片岡コーチ=ナゴヤドーム(撮影・村本聡)  (セ・リーグ、中日4-3阪神、22回戦、中日13勝9敗、28日、ナゴヤD)勝ち続けなければいけない状況で気になったのは、無死二塁からの攻撃だ。阪神は一回無死二塁から大山が中飛。二回無死二塁から中谷が左飛。結果的に絶好の先制機を2度も逃した。対する中日は六回、無死二塁から平田が右前適時打を放って決勝点を奪った。

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 平田が意識したのは明らかに「進塁打」。走者を進めることを頭に置いた上で、ヒットにする高い技術を持っているといえばそれまでだが、阪神も見習う必要はあるだろう。

 大山も中谷もあの打席は、バントではなく強攻で正解。ただ、簡単に飛球を打ち上げてしまっては何にもならない。アウトになっても「有効打」でなければならない。

 ベンチに求めたいのは「フリーに打って走者をかえせ」ではなく、「右方向にヒットを打て」の指示。ある程度、方向性を決めて、打席に送り出した方が、有効打は生まれやすい。平田のようにヒットになれば最高だし、アウトになっても走者を進められる。当然、得点できる確率も高くなる。

 さらにこの試合で付け加えるなら、ミスが多すぎ。守備のミス、バッテリーミス…。防げるミスをなくすことが、来季への宿題だろう。(サンケイスポーツ専属評論家)

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