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巨人、由伸監督に続投要請へ!岡本育てた手腕評価

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ヤクルト戦で選手交代を告げる高橋監督。試合前には山口オーナーが来季続投を示唆した(撮影・加藤圭祐)  (セ・リーグ、巨人1-1ヤクルト=延長十二回規定により引き分け、22回戦、ヤクルト11勝10敗1分、12日、東京D)巨人・山口寿一オーナー(61)=読売新聞グループ本社代表取締役社長=が12日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれたオーナー会議に初出席。会議後に3年契約最終年を迎えた高橋由伸監督(43)に来季続投を要請する意向を示した。4番に定着した岡本和真内野手(22)ら若手の育成面を高く評価。来季で就任4年目を迎える指揮官に託す。この日のヤクルト22回戦(東京ドーム)は延長十二回の末、1-1で引き分けた。

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 高橋監督が来季も巨人の指揮を執る。7月に就任した山口新オーナーがオーナー会議後に3年契約の最終年を迎えた指揮官の去就について言及。来季の続投を要請する考えを明らかにした。

 「ペナントレースの途中だから、この先のことはあれこれいえる時期ではないけれど、十分にチームを整えて、監督には腕を振るってもらいたいと私は考えています。監督とまだ、そういった話もできていない。今の時点での私の一方的な考えということです」

 2014年以来、4年ぶりのリーグ優勝を目指した今季は広島が首位を独走し、巨人は3位。それでも山口オーナーは、高橋監督の育成面における信念の強さを評価した。

 「今年の春のキャンプの始まって間もないころに、監督は『今年は若い選手を勇気を持って使っていく』という話をしていたんですね。その姿勢を貫いてきてくれているところは、私としては評価をしています」

 4年目の岡本が躍進を遂げ、今は不動の4番に座る。2年目の吉川尚は左手骨折で離脱したものの、来季への足がかりをつかんだ。さらに育成選手出身のメルセデスが好投を続け、重信も出場機会を増やしている。

 チームは中盤に坂本勇やマシソンら主力がけがで離脱する誤算があった。ベストオーダーをくめない時期が続く中、指揮官は若手を積極起用した。「岡本をはじめ、若い選手が活躍をしているのは巨人としては非常にいいこと」。山口オーナーも目尻を下げた。

 高橋監督はこの日のヤクルト戦も執念のタクトを振った。総力戦の末に試合は引き分けに終わったが、腰痛で出遅れていた2年目右腕の畠が今季初登板で1回無失点。「7番・二塁」で出場し、好走塁を披露したD5位・田中俊(日立製作所)ら、激戦の中で若手が光った。

 球団側は例年と同じく、正式にはシーズン終了後に東京・大手町の読売新聞東京本社で続投を要請する見通し。試合後の指揮官は去就について言及しなかったが、要請を承諾する見込みで4年目のシーズンは、これで既定路線だ。ただし…。

 「(この3年間は)優勝できていないだけではなく、優勝争いから遠ざかっている。非常に強い危機感を持っています。その危機感は高橋監督とは共有できていると思っています」と山口オーナー。残り試合を全力で戦い抜くことはもちろん、現有戦力の底上げや的確な戦力補強など、2019年の由伸巨人への準備も開始する。

高橋 由伸(たかはし・よしのぶ)

 1975(昭和50)年4月3日生まれ、43歳。千葉県出身。神奈川・桐蔭学園高から慶大に進学し、東京六大学リーグ新記録の通算23本塁打を放った。98年ドラフト1位で巨人入団。1年目から主軸として活躍し、ベストナインを2度、ゴールデングラブ賞を7度受賞した。2015年は1軍打撃コーチ兼任。同年10月に3年契約で巨人監督に就任し、現役を引退。通算成績は1819試合に出場、打率・291、321本塁打、986打点。1メートル80、87キロ。右投げ左打ち。既婚。年俸1億円。背番号24。

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