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ラッキーゾーン復活プラン! 甲子園で金本阪神アーチ激増や

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懐かしいラッキーゾーン。復活すれば、タイガースの野球が変わる!?  聖地に“ラッキーゾーン”が復活!? 阪神の本拠地である阪神甲子園球場に、ホームランテラスを新設するプランが浮上していることが10日、明らかになった。118メートルと深く、広い右中間と左中間。まだ議論を重ねている段階だが、もし実現すれば、高校球児の舞台でもある伝統のスタジアムは大きく様変わり。貧打に泣き続けている金本阪神の戦いも、激変するかもしれない。 

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 日本一の球場から、世界一のボールパークへ。聖地をより“進化”させるべく、甲子園の将来的な大改造について、電鉄本社内で話し合いが重ねられていることが判明した。そのひとつがラッキーゾーンの復活だ。

 「さまざまなことについて、検討、検証をしていることは事実です」

 電鉄本社の幹部も認めた。甲子園は1924年の開場以降、よりよいサービスを提供できるよう調査分析を重ねてきた。2007年オフからは3期にわたって大改修を行い、今オフには大型ビジョンの工事も行われる。

 本社関係者の話を総合すると現在、アルプス席の角度を本塁側に傾けるなどの改修案とともに、議論しているのが“打者不利”の球場である点だ。両翼95メートル、中堅118メートル。両翼は東京ドームより5メートル短いが右中間と左中間は甲子園の方が8メートルほど広い(118メートル)。そこで、日本一に輝いた85年にチーム219本塁打(甲子園では109本)をもたらすなど、設置時には猛打を演出してきたラッキーゾーン(91年12月に撤去)だ。右中間と左中間の膨らみを減らす“ホームランテラス”を作り、客席を用意するというプランが浮上した。

 今季も甲子園は10日現在、セ・リーグ6球団の本拠地の中で1試合の本塁打率が0・92(別表)とワースト。本拠地とする阪神はチーム本塁打数72とリーグワーストで、特に甲子園では48試合でわずか14発だ。貧打に苦しみ、甲子園では18勝29敗1分け。広いことが打者への重圧になるのか-。金本監督が、「ここ(甲子園)に来たらみんな打てなくなる」と嘆いたこともある。

 一時は拡大化が進んだスタジアムだが近年、ホームランは野球の華として、打者有利の形状へと変わってきている。米大リーグでも2009年にリニューアルされたヤンキースタジアムがそう。ソフトバンクの本拠地・ヤフオクドームも15年から「ホームランテラス」を作り、前年34本だった同球場でのチーム本塁打数が77本と激増。金本監督に限らず、投高打低が続いているタイガースも野球が変わる!?

 一方で甲子園は高校野球や大学野球、アメフットの「甲子園ボウル」なども開催されており、大規模改修は簡単ではないのが現実。電鉄本社内では「金属バットを使用する高校野球は今でも本塁打が出やすい。甲子園が狭くなれば拍車がかかる」という意見も出るなど、慎重論も多い。莫大な資金や広告スポンサーとの関係など、実現への課題は山積だ。

 ファンの間でも常々、話題にあがるラッキーゾーン問題。電鉄本社は球団とともに今後、さらに議論を深めていく。

★ソフトバンク、楽天は…

 ソフトバンクの本拠地・ヤフオクドームは2015年に「ホームランテラス」を追加。左中間、右中間が118メートル→112メートル、フェンスの高さも5・84メートル→4・2メートルとなり、同球場でのチーム本塁打数は14年の34本から77本となった。楽天の本拠地・楽天生命パークも13年に「ラッキーゾーン」(Eウイング)を設置。両翼と左中間、右中間とも1メートルほど前に出し、同球場のチーム本塁打数は12年の19本から42本に。球団史上初の日本一となった。

ラッキーゾーン

 和製英語。野球場で本塁打を出やすくするため外野フェンスの内側に施した柵と、その柵から本来のフェンスの間の空間のこと。日本の第1号は甲子園球場。1947年5月26日に外野の両翼から左中間、右中間付近に設置された。91年12月5日に撤去。

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