東北学院榴ケ岡・室井主将が描く青写真!県制覇&東北大会出場&センバツ行く/東北スポーツ - SANSPO.COM(サンスポ)

試合
速報

東北学院榴ケ岡・室井主将が描く青写真!県制覇&東北大会出場&センバツ行く/東北スポーツ

更新

初の県制覇と甲子園出場を目指す東北学院榴ケ岡・室井主将 (撮影・葉山理)  第71回秋季高校野球宮城大会(15日開幕)の組み合わせ抽選会が10日、仙台市の仙台工高で行われた。上位3校が来春のセンバツにつながる、第71回秋季東北地区高校野球大会(10月12日開幕、秋田県)に出場する。北部地区予選を制した東北学院榴ケ岡は、17日の2回戦で佐沼-仙台商の勝者と対戦。県制覇と春夏通じて初めての甲子園出場を目指す。

<< 下に続く >>

 組み合わせが決まり、主将の室井賢生(けんせい)捕手(2年)は決意を新たにした。

 「みんなから『東北とベスト4で当たるように(くじを)引いてこい』といわれていた。引けなかったが、どこと当たってもやることは同じ」

 今夏は県3回戦で東北に1-8で七回コールド負け。煮え湯を飲まされた相手との再戦を狙ったが、地区予選の1位チーム同士は準決勝まで当たらないルール。中部地区1位の東北とは反対の山に組み込まれた。リベンジを果たすには、決勝まで勝ち進むしかない。

 甲子園経験がない東北学院榴ケ岡だが、室井率いる新チームは悲願達成の可能性を秘めている。北部地区予選では初戦の2回戦で今夏県準優勝の古川工を2-1、順位決定戦で利府を8-2で退けた。

 「利府とは1年生のときから何度も戦って、ことごとく負けてきた。大差で勝てたのは、とても自信になった」と室井。壁を乗り越え、チームは勢いに乗った。

 甲子園経験もある強豪2校を破った立役者は、エース左腕の鴻巣新(こうのす・ねお)投手(2年)だ。両方の試合で完投し、獅子奮迅の活躍を見せた。

 最速は130キロほどだが、直球に切れがあり、縦に変化するスライダーとのコンビネーションで奪三振の山を築いた。バッテリーを組む室井は「鴻巣はとてもエースらしい投手。絶対的なエースに成長してくれた」と絶大な信頼を寄せる。

 地区予選決勝では、大崎中央に4-3でサヨナラ勝ち。打線も、ここ一番での勝負強さを秘めている。室井は「目標は県大会優勝と東北大会出場。もちろんセンバツも視野に入れている」と力強く宣言した。 (葉山理)

★宮城展望

 大会7連覇を目指す今夏甲子園出場の仙台育英と、東北の2強が中心。仙台育英は右腕の大栄、主砲の小濃が投打の軸。東北も伊藤、石川原ら好選手がそろう。地区予選で東部地区を制した東陵、同南部王者の仙台城南、東北学院榴ケ岡、柴田、多賀城も上位進出を狙う。

東北学院榴ケ岡(とうほくがくいんつつじがおか)

 1886(明治19)年創設の仙台神学校を起源とする東北学院高の榴ケ岡校舎として、1959(昭和34)年に設立、72年に独立した。普通科のみの私立共学校。野球部は85年創部。92年夏の宮城大会で準優勝したが、春夏通じて甲子園出場はない。主なOBに荒木飛呂彦(漫画家)、佐々木匠(J2讃岐)ら。仙台市泉区天神沢2の2の1。湯本良次校長。

ランキング

PR