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ミスター超え!巨人・岡本22歳シーズン30号 王、松井、坂本勇に続いた

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五回に30号2ランを放った岡本。“ミスター超え”の偉大な記録を打ち立てた(撮影・村本聡)  (セ・リーグ、阪神2-7巨人、22回戦、巨人14勝8敗、8日、甲子園)巨人は8日、阪神22回戦(甲子園)に7-2で逆転勝ちした。4番の岡本和真内野手(22)が、4試合連発となる30号2ランを放ち、クライマックスシリーズ(CS)圏内の死守に向けて価値ある勝利に導いた。シーズン30本塁打は、球団では2013年の阿部慎之助(32本)以来で、22歳シーズンでは10年の坂本勇人以来となる4人目。1958年の長嶋茂雄(29本)を抜く記録を打ち立てた。

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 甲子園の空に向かって、豪快に振り抜いた。岡本が今季30本目のアーチ。1軍最年少の主砲は、仲間の祝福にペコペコと頭を下げ、丁寧にタッチを交わした。

 「風のおかげで入りました。うれしい。(もっと)チャンスで打てるようにしたい」

 1点リードの五回二死二塁、小野の144キロの直球をバックスクリーン右へ運んだ。自身初の4戦連発で最近10試合で7発。この回の2ラン3発など計4発の一発攻勢を演出し、CS進出を争う目下のライバル、4位・阪神とのゲーム差を2に広げる勝利にチームを導いた。

 待望されてきた大砲の誕生だ。巨人の選手がシーズン30本塁打に到達するのは2013年の阿部以来。22歳シーズンでの30本塁打は、1958年の長嶋茂雄(29本)を超え、62年の王貞治、96年の松井秀喜、10年の坂本勇人に次ぐ4人目の快挙となった。当の本人は「あまりそういうのは意識しない」とそっけないが、史上最年少でのシーズン100打点にも17試合を残してあと「7」に迫った。

 昨季までの3年間で通算1本塁打。急成長の裏には、周囲から貪欲に“吸収”する姿勢がある。

 昨オフは合同自主トレで西武・中村に師事。春季キャンプでは軸足の体重の重要性を巨人OBの松井秀喜氏に伝授され、二岡打撃コーチや4番の先輩・阿部には昨秋のキャンプから相談役になってもらった。

 オリックスの和製大砲、吉田正への意識も強い。1メートル73と野球選手としては小柄ながら球界トップクラスの飛距離(今季21本塁打)を誇る25歳。ニュースや動画サイトで映像を見ては「スイングが強い。あの体であのホームランはすごい」と刺激を受けている。

 「開幕当初は、ここまで打つと思わなかった。ここまで来たら1本でも多く打ってほしい。30本を超えたのはすごいこと」。頼もしく育った岡本に高橋監督は目を細めた。“新時代”の幕開けを告げる大台到達。巨人の若き第89代4番が、チームに勢いを与える。 (谷川直之)

七回先頭で、19号ソロを放った巨人・マギー「(前の3打席は)考え過ぎて、思うような打撃ができていなかった。(七回は)インサイドのボールにうまく反応できたよ」

五回に、2試合連発となる右越え15号2ランを放った巨人・ゲレーロ「しっかりと押し込むように打ち返すことができたよ」

データBOX

 〔1〕22歳の巨人・岡本が今季30号。巨人でシーズン30本塁打以上を放ったのは2013年の阿部慎之助(32本)以来5年ぶり。22歳シーズンで記録したのは1962年の王貞治、96年の松井秀喜(各38本)、10年の坂本勇人(31本)に次いで8年ぶり4人目で、58年の長嶋茂雄の29本を上回った。

 〔2〕ここまで93打点。22歳以下シーズンの最多打点は62年の東映・張本勲と96年の巨人・松井(ともに22歳シーズン)がマークした99打点。最年少100打点は23歳シーズンで15年のヤクルト・山田哲人ら6人。22歳シーズンで100打点なら史上最年少記録となる。

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