日本ハム、地震後初試合で8失点も…4点返した 両軍スタンドから「がんばろう」 - SANSPO.COM(サンスポ)

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日本ハム、地震後初試合で8失点も…4点返した 両軍スタンドから「がんばろう」

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試合前に募金を呼び掛けた栗山監督(中央)と平石監督代行(右)。多くのファンが列をつくった   (パ・リーグ、楽天9-4日本ハム、20回戦、9勝9敗2分、8日、楽天生命)日本ハムは8日、楽天20回戦(楽天生命パーク)に4-9で敗れた。北海道で発生した地震の影響で前日7日の試合が中止となり、この日は地震後初めての試合。必勝を期して臨んだ栗山英樹監督(57)は「申し訳ない」と無念さをにじませた。ただ、北海道出身の玉井大翔(26)、鍵谷陽平(27)両投手が救援で好投するなど、チーム一丸で被災地への思いを表した。

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 勝利には届かなかった。栗山監督は「戦う姿をどう見せられるか。きょうに関しては、意図を持って一生懸命戦った。選手たちが一番悔しいと思う」と声を絞り出した。

 試合前には「苦しんでいる皆さんに、少しでも元気になってもらいたい。その思いを背負って、使命を持ってやっていく」と選手を熱く鼓舞した。しかし、先発の上沢が二回一死で内田に先制ソロを許すと、一気に崩れた。ウィーラーに3ランを浴びるなど、この回計8失点を喫した。

 それでも、チームは諦めず戦った。北海道出身の玉井、鍵谷が救援で登板し、四回以降は追加点を許さなかった。五回二死一、三塁では中田が中前適時打。札幌市内の自宅はシャワーが使えず、合宿所の近藤の部屋で汗を流したという主将は「被災地は、まだ大変な思いをしている」と言葉に力を込めた。

 試合前には両チームの監督、選手、コーチが球場の正面広場前で約10分間、被災地支援の募金を呼び掛けた。雨の中でファンが長蛇の列を作り、3895人から135万6874円が集まった。東日本大震災を経験した左翼席の“イヌワシ党”からも「頑張れ! 負けるな! 北海道!!」と声援が送られた。

 「残りのシーズンの中で、いい報告ができるようにしたい」とD1位・清宮(早実高)も前を向いた。逆転Vへとつながる1勝を、きょうこそ届ける。 (広岡浩二)

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