【八木裕 神眼スコープ】変わりすぎるスタメン…日替わり若手の継続起用を - SANSPO.COM(サンスポ)

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【八木裕 神眼スコープ】変わりすぎるスタメン…日替わり若手の継続起用を

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3回、試合中断となりベンチで待つ阪神・金本監督。そのままノーゲームとなる=甲子園球場(撮影・岡田茂)  (セ・リーグ、阪神-DeNA=三回表一死、降雨ノーゲーム、18回戦、31日、甲子園)中断、再開を繰り返し、3度目の中断で降雨ノーゲーム。恵みの雨を残りシーズンに生かすためには…。阪神OBでサンケイスポーツ専属評論家の八木裕氏(53)は連日、目まぐるしく変わるスタメンについて「特定の選手は我慢して起用を」と訴えた。育てながら勝つということしの原点に戻れ! 熱き提言だ。

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 降ったりやんだり。中断したり再開したり。ただ、試合の方は一方的に攻められて、秋山の調子も上がらない。雨の中、このまま続行しても展開は変わらないのでは、と思っていただけに、ノーゲームはラッキーだったし、まさに恵みの雨だ。というより、恵みの雨にしなければならない。

 ここ数試合の戦いぶりを見て気になることがある。それは「変わりすぎるスタメン」。選手個々の調子が悪いと首脳陣が判断しているからだろうし「その日一番いい選手を出す」という考え方は理解する。相性なども考慮しているのだろう。とはいえ、ちょっとスタメン入れ替えが多すぎだ。

 残り試合も少なくなってきている(33試合)。その中で、クライマックスシリーズ圏内(3位以上)に入る戦いを求められるのだが、私は、もう一度、原点に戻ってもいいのではないか、と感じる。ことしのタイガースは「育てながら勝つ」という非常に難しいテーマを掲げてスタートした。ところが今、「育てる」部分が忘れ去られている気がする。

 ある選手はシーズン最後まで使い切る、別の選手は10試合ぐらいの期間を与える-など、ある程度の期間でチャンスを与えてほしいのだ。若手の日々の成長を期待する起用。日替わりではなく、時間をもらったほうが選手にとってもプラスではないだろうか。

 ある程度の固定メンバーで戦うことで、チームの方針も浸透する。選手もテーマを思い出せる。日替わりで戦うよりは、起用される選手も落ち着いて試合に臨めるはず。再びの雨天中止で追加日程はさらに過酷になるが、黒星が1つ消えて、先に望みがつながった、と考えればいい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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