阪神・福留、代打で完封阻止適時三塁打!勝つために「集中! 準備やるしかない」 - SANSPO.COM(サンスポ)

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阪神・福留、代打で完封阻止適時三塁打!勝つために「集中! 準備やるしかない」

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福留は九回、代打で登場。フェンス直撃の打球を放ち、三塁へと到達した(撮影・岩川晋也)  (セ・リーグ、巨人3-1阪神、17回戦、巨人11勝6敗、8日、東京D)しっかりせんかい! 阪神は巨人に1-3で敗れ、連勝は「3」で止まった。九回に代打・福留孝介外野手(41)が適時打を放ち、完封負けを阻止。この日、積極的休養でスタメンを外れた主将が、大拙攻の打線にハッパをかけた。先発した才木浩人投手(19)は一回に痛恨被弾。金本知憲監督(50)は「同じミス」とおかんむりだった。

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 気持ちで運んだ白球で、緑のフェンスをドンッとたたく。拙攻に次ぐ拙攻で4連勝を逃した打線に試合終了間際、福留がひと振りで喝! だ。キャプテンが示した「執念」こそがこの夜、最も必要なモノだった。

 「その投手の一番速い球に合わせる。それだけで。代打で出ていくわけだから、思いきっていこうと思っていたから」

 0-3の九回一死一塁で、積極的休養でスタメンを外れていた福留が代打で登場した。相手は初対戦のアダメス。カウント1-1からの外角151キロにファーストスイングで襲いかかった。打球は一直線に中堅上空へ。フェンスを直撃し、大きくはね返った間に一走が生還。福留も悠々と三塁に到達した。1-3。ようやく1点を返した。

 「試合に出る以上は集中力を出して、常に流れを見ている。しっかり準備して、やるしかない」

 本塁が遠かった。一、三塁もあった。満塁は2度もあった。だが一死満塁の六回は大山が二飛、中谷も中飛。3点差が、どこまでも遠く感じられた。福留の一打の後も後続は倒れ、結局1-3で敗れた。最後までファイティングポーズを崩さなかったキャプテンの頼もしさだけが、際立った。

 「最後、あきらめないうんぬんじゃなく、やっぱり自分たちは勝つためにやるわけだから。そういう中で打てたというのはよかったんじゃないですか」

 毎週6連戦が続き、しかも長期ロード中。41歳の大ベテランには休養日が必要だ。リフレッシュし、この最後の打席のように、9日も虎に気持ちを入れ直してくれるはず。近年のチームにとって「8月の東京ドーム」は鬼門。最後に優勝した2005年以降、16勝34敗3分け。2013年8月2-4日以来5年にわたってカード勝ち越しすらない。カード1、2戦を連勝したことすら開場以来1度もなかった。この日勝てば、それらを払拭し5年ぶりの「8月の東京ドーム」勝ち越しを決められていたはずだったが、すべては持ち越しになった。

 「明日どうのこうのじゃなく、すべてが大事になってくる」

 1試合1打席の重みは増すばかり。福留の好調が、意地が、頼もしい。 (長友孝輔)

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