【球界ここだけの話(1357)】巨人・今村、あこがれ内海と苦しい投手事情を救う - SANSPO.COM(サンスポ)

試合
速報

【球界ここだけの話(1357)】巨人・今村、あこがれ内海と苦しい投手事情を救う

更新

7年目の今村が初完封。ついに覚醒の予感だ(撮影・荒木孝雄)  近年は思うような成績が残せなかった“師弟コンビ”が、巨人の投手陣に層の厚さを生んでいる。7年目左腕、今村信貴投手(24)が、5日の中日戦(ナゴヤドーム)で9回6安打無失点でプロ初完投を完封で飾り、3勝目(2敗)を挙げた。

<< 下に続く >>

 7月31日のDeNA戦(横浜)で4年ぶりの完封勝利を挙げた“師匠”の内海哲也投手(36)に続く快投。内海が完封勝利を挙げた試合後、「僕も頑張ります!」と送った祝福のメッセージの宣言通り、完封で続いた。昨季まで通算6勝8敗だった男に、ついに開花の兆しがみえつつある。

 春季キャンプ3軍スタートの逆境からはい上がった。今季初先発となった6月6日の楽天戦(東京ドーム)で約2年ぶりの白星を挙げてチャンスをつかむと、ここまで6試合に先発。チームは田口が2軍調整、野上が中継ぎ転向、シーズン途中から先発ローテーションに入ったヤングマンが骨折で離脱など、先発陣が苦しい状況にあったが、開幕を2軍で迎えた内海、今村が救った。

 今村にとって、先輩左腕の内海は入団時からのあこがれだった。「どれだけ活躍されていても、僕ら若手にも同じ態度。天狗(てんぐ)にならない、器の大きい人」と慕い、毎年オフの自主トレに同行している。投手として、人間として、目標とする存在だ。

 3年前、内海の家でのバーベキューに若手数人と一緒に招かれた。エースとして一時代を築いた先輩の豪邸の、信じられないような大きさに感動した。「『お前らも頑張って、こんな家建てろよ』と冗談半分で言っていたのが、すごく格好良くて、印象に残っています」。プロの世界で活躍したいと心を燃やした瞬間は、今も忘れられない。

 「2人でローテに入っているのは、僕はうれしい。一緒に優勝したい」と今村。再び輝きを放つ背番号26の背中に続く。(谷川直之)

ランキング

PR