【球界ここだけの話(1345)】ソフトバンク・西田が王会長の言葉で「運気」上昇 西武・山川タイプの打撃 - SANSPO.COM(サンスポ)

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【球界ここだけの話(1345)】ソフトバンク・西田が王会長の言葉で「運気」上昇 西武・山川タイプの打撃

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ソフトバンク・西田  誰しも飛躍のきっかけや野球選手としての分岐点があるもの。チャンスを迎えているのがソフトバンク・西田哲朗内野手(26)だ。26日のロッテ戦(ヤフオクドーム)で九回に代打で登場。逆転勝利につながる適時二塁打を放つと、白い歯がこぼれた。

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 「王会長に言葉をもらって、運気が上がっているかもですね」

 試合前に王貞治球団会長(78)からアドバイスをもらった。教え通り「しっかり(ミートポイントを)前でとらえられた。今は常に前でさばくことを意識しているので」。始まりは6月30日の同戦の直後だ。グラウンドから引き揚げる西田は王会長に呼び止められた。

 そのままミラールームに向かう珍しい光景。チーム関係者が驚いたように見守る中、打撃指導を仰いだ。

 王会長は「いいんじゃないの? パワーもあるしね」と話していたが、3日後に結果が出た。7月2日の楽天戦(弘前)で今季1号。そこから3試合連続本塁打を放ち、最近は出番も増えた。

 最初の指導があった直後、藤本博史打撃コーチ(54)は「西田を山川にしたい」と語っていた。パンチ力を秘めた西田は変化球を意識して、引きつけて打とうとする姿勢が強すぎたという。「本来は前さばきの打者なのに」。西武の山川穂高内野手(26)の飛躍が同じ理由のようで「会長がああいってくれると、こちらも言いやすくなる」とニヤリ。本来の特徴と本人の考え方、指導法がマッチするチャンス。西田はユーモアを交えて「運気」という言葉を使ったが、実際にそうかもしれない。

 そもそも昨年秋に楽天から移籍し、心機一転のシーズンだ。春季キャンプでは全員が行う12分間走でトップ。王会長も「最初のランニングでも目立っていたしね。せっかく来たんだから頑張ってほしい」と覚えていたことも、きっかけのひとつ。補強の期限である7月はトレードが活発化した球界。素質を持った選手の環境の変化による活躍が期待されるが、何人が変身の機会をつかむだろうか。(安藤理)

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