【球界ここだけの話(1329)】東大法学部出身の日本ハム・宮台、荒波にもまれ野球漬け「野球も学びの1つ」 - SANSPO.COM(サンスポ)

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【球界ここだけの話(1329)】東大法学部出身の日本ハム・宮台、荒波にもまれ野球漬け「野球も学びの1つ」

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2軍で奮闘する日本ハム・宮台  連日、灼熱の太陽が降り注ぐ千葉・鎌ケ谷市にある日本ハムの2軍施設。ドラフト7位・宮台康平投手(23)=東大=が、大粒の汗を流しながら奮闘している。

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 「前半戦は、うまくいかないことが多かったです。レベル高さも実感して、自分の立ち位置も分かった。うまくなっていかないと自分の実力では通用しないなと思いました」

 東大野球部から史上6人目のプロ野球選手として入団。1月の入寮の際は六法全書のコンパクト版「ポケット六法」を持参して話題を集めたが、沖縄・国頭村で行われた2軍キャンプで腰痛を発症。アピールの機会だった同17日の1、2軍合同の紅白戦に登板できなかった。3月後半にイースタン・リーグで実戦初登板を果たしたが、5月の登板中に利き腕の左手に打球が直撃。約1カ月で復帰したものの、度重なるアクシデントに見舞われた前半戦だった。プロ入りして、半年が経過。プロの厳しさも痛感した。

 「プロは1年間、野球をする。常にいい状態でないといけない。ぼくの場合は大学野球でリーグ戦に向けてピークを作ってきた。いつでも、いいボールを投げないといけない。そういう体を作らないといけない」

 神奈川・湘南高から東大に現役合格。日本最難関の大学の法学部に在籍する学生だった。1年秋からリーグ戦に登板する傍ら、単位取得のため勉強に励んできた。初めて味わう野球漬けの生活。暑い中、平然とハードな練習をこなすチームメートの姿にも、大いに刺激を受けている。

 「野球も学びの1つ。実験という要素もある。でも、プロなので結果を出さないといけない。焦る部分もあります。環境としてはいいので、あとは自分の頑張り次第ですね」

 後半戦からは先発に挑戦。後半戦スタートとなる7月16日のイースタン・リーグ、楽天戦(鎌ケ谷)では“開幕投手”を務める予定だ。東大卒の投手がプロで勝利を挙げれば、1967年の井手峻氏(中日)以来。荒波にもまれながら、一歩ずつプロの階段をのぼっていく。(中田愛沙美)

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