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【球界ここだけの話(1308)】日本ハム・清宮の活躍の裏に1学年上の先輩・郡と今井の存在あり

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本塁打を放ちベンチで迎えられる日本ハム・清宮(左)  2軍調整中の日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)=早実高=の表情が明るい。イースタン・リーグトップの13本塁打と打撃が好調なだけでなく、本塁打を打った際には両手を広げて首を振るパフォーマンス「キヨダンス」も定着。純粋に野球を楽しんでいると感じる。

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 その活躍の裏には、教育係を務める1学年上の先輩の存在がある。1軍に帯同していた3月中旬のオープン戦期間中に「限局性腹膜炎」で入院。復帰後に荒木2軍監督から教育係に任命されたのが、郡拓也捕手(20)と今井順之助内野手(20)だった。指揮官は、2人に「幸太郎が何かした場合は連帯責任」と通達。1軍ではスタッフが行う打撃ケージの設置、片付けなど、2軍での若手選手の仕事を指導している。

 郡は遠投120メートルの強肩に加えて、50メートル走は6・0秒という俊足の持ち主。1月の入寮の時から、風呂場で一緒になった清宮に寮生活のイロハを伝授。お互い夜にウエート室でストレッチをすることが日課だったこともあり、清宮の好きなラグビートークにも付き合ってくれた。いまでは、本塁打後のパフォーマンス「キヨダンス」のパートナーも務める。

 偶然にも清宮と誕生日が同じ5月25日の今井は、1メートル77、88キロの恵まれた体格から放たれる力強い打球が武器。岐阜・中京高時代には“岐阜の清宮”の異名も持ったという。本人は「ボコボコにしています」と“スパルタ教育”を明かすが、実際は「切磋琢磨(せっさたくま)して1軍で活躍できればいいです」とサポート。「本人には、お前は“東京の今井”だと言っています」と笑う。

 アーチを量産している清宮だが、球団は2軍で多くの打席に立たせることを優先。課題の克服のため、前半戦の1軍昇格は見送られる方針だ。

 温かく見守ってくれる教育係の先輩たちとともに、日本ハムの将来を担うスラッガーは日々成長している。(中田愛沙美)

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