阪神代打・高山、則本瞬殺初球V撃!金本監督「大事な場面でよく打った」 - SANSPO.COM(サンスポ)

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阪神代打・高山、則本瞬殺初球V撃!金本監督「大事な場面でよく打った」

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高山が九回、代打で決勝打。則本(手前)のフォークをとらえた(撮影・山田喜貴)  (セ・パ交流戦、楽天1-2阪神、2回戦、阪神2勝、16日、楽天生命)熱狂、興奮の押せ押せムードが高山のバットにも“パワー”を与えた。九回。土壇場で追いついて、なお一死一、三塁。熱投・則本の136球目、高山にとっての初球は、積極的に振る男には“おあつらえ向け”の球だった。外角へ、あまり落ちない136キロフォークを一閃。打球はライナーで三遊間を抜けていった。逆転! 黄色く染まった右翼スタンドは、歓喜のドンチャン騒ぎだ。

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 「何もない」「そんなこと考えてない」

 試合を決する殊勲打を放ったヒーローとは思えないMAX短いコメントを残し、帰りのバスに脱兎の如く乗り込んだ背番号9。プロ野球界では奇異に映る光景も、「阪神・高山」ならすっかり“お馴染み”になった。

 まあ、別に無理にしゃべる必要もない。打ちまくってくれたなら…。

 今季、代打として8打席目で初安打。ただし、その事実に問題がある。本来ならスタメンに名を連ねるべき、虎のスター候補。ところが、この日、相手先発は右腕・則本なのに、タテジマの「2番・中堅」は右打者・俊介。ベンチで悔しい思いで過ごしていたはず。

 ほんの4日前、12日の札幌ドームでの日本ハム戦。昇格即、試合を決める3ランを放ちながら、翌日3打数無安打、その翌日3打数無安打。いずれも代打を送られて交代-。乗り切れない日々を送っている。

 そんな男に金本監督もお褒めの言葉を与えた。

 「そうですね。本当にこの大事な場面であそこでよく打ちましたね」

 得点圏での一打がなかなか出ない状況を、この日の九回は忘れさせてくれた。中谷らとの中堅争いは激しいが、高山のバットが復活した時、猛虎は本調子になる。 (上田雅昭)

九回に伊藤隼の代走で出場し、同点ホームを踏んだ仙台市出身の阪神のD3位・熊谷敬宥内野手(立教大)「地元で出ることができて、うれしかったです。また機会があれば頑張ります」

データBOX

 ◎…高山は今季、代打8打席目で初安打(8打数1安打1打点)。通算では38打数10安打(打率.263)、6打点

 ◎…則本とは過去2016年5月31日で1試合対戦し、左飛、中飛、三振で3打数無安打に抑えられていた

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