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【八木裕 神眼スコープ】阪神、糸井を1番固定で重圧かけろ

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八木氏が1番固定を提言した糸井。確かに迫力十分だ(撮影・村本聡)  (セ・リーグ、広島5-2阪神、5回戦、広島3勝2敗、29日、マツダ)暗黒GWにするな!! 阪神は1、2番を入れ替える打線改造を断行したが、つながりを欠き、広島に連敗で今季ワーストの借金「2」となった。阪神OBのサンケイスポーツ専属評論家、八木裕氏(52)は広島打線と比較し、1番打者の固定を緊急提言。糸井嘉男外野手(36)の起用で相手にプレッシャーをかけるオーダーを提唱した。

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 前日(28日)に続いて勝負どころで攻守に差が出た敗戦だった。ここ一番での広島打線のつながりは阪神を上回っている。つながる打線と、つながらない打線。その差はどこにあるのか?

 開幕から1カ月の阪神の戦いで、一番気になるのは、やはり日替わりの1、2番だ。この日はスタメンから外れることが多くなっている鳥谷が5試合ぶりに登場して1番。初スタメンの植田が2番に。鳥谷起用は昨年の大瀬良との相性(15打数6安打)なども考慮してのものだろう。

 1番に限れば、本来なら高山で固定したかったのだろう。期待の若手の状態が上がって来ないために鳥谷、上本、俊介らが入って戦いを進めている。そのため固定できていない。

 打線を組む場合に、一番重要視するのは当然、4番打者。その次は1番だ。最初に打席に向かう選手の重要性は、今さら言うまでもない。その1番が決まらないチームが、勝てないのはある意味、当然だろう。借金が今季初めて「2」になった今、相手投手の左右に関わらず、1番打者の固定をもう少し考える必要があるのではないか。

 2つの選択肢がある。1つは糸井。実績はあるし、打撃の状態は悪くない。糸井がいきなり打席に入った時のインパクト、相手へのプレッシャーは相当なもの。格が違う。この場合、クリーンアップを組み替える必要があるが、ロサリオが日本投手の攻め方に慣れてきている兆候が見られるので、糸井を1番に置いても大丈夫だろう。

 もう1つの選択肢は上本。打撃の力はある。そして脚力もある。この日は大山をスタメンから外したことにより、2番に植田が入ったが、このコンビだと足を絡めた攻撃が一気に可能になる。打線がつながりにくい状況だからこそ、足のある選手は貴重な存在だ。

 キーとなる打順の固定がいかに重要かは、広島をみればよく分かる。この2試合は1番田中と4番鈴木にやられての連敗。広島の選手個々は、固定されることにより、落ち着いて試合に臨めているのだ。まだシーズンは長い。チームが地に足をつけて、落ち着いて戦うためにも、1番打者の固定を薦めたい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

データBOX

 ◎…阪神が連敗で借金が今季ワーストの2。借金2は昨年4月4日以来

 ◎…1試合を残して、3、4月の月間負け越しが決定。金本政権3年目で初。広島戦は3連敗

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