豪華対談!ヤクルト・青木「40発40盗塁狙え」に山田哲「やる気です」 - SANSPO.COM(サンスポ)

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豪華対談!ヤクルト・青木「40発40盗塁狙え」に山田哲「やる気です」

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山田哲(左)と青木。リーグV奪還は、2人にかかっている(撮影・田村亮介)  ヤクルトは27日、30日に迫ったDeNAとの開幕戦(横浜)に向けて神宮球場でナイター練習を実施。開幕目前、青木宣親外野手(36)と山田哲人内野手(25)が熱く語り合った。青木は山田哲に「自分を信じていれば結果は残る」と、日本では前人未到の「フォーティーフォーティー(40本塁打&40盗塁)」を目指すようエールを送った。互いに「(個人成績は)全部譲らない」と声をそろえた2人が、ヤクルトをセ界の頂点に導く。

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 穏やかな表情の青木の横で、山田哲は照れ笑いを浮かべた。復帰会見で「(山田哲は)まだ才能に気付いていない」とメッセージを送った青木が、日本では前人未到の記録達成を求めた。

 青木 「誰が見てもまだいけると思うし、まだ25歳ですもんね。(山田哲の肩をたたきながら)いけるでしょ? フォーティーフォーティー(40-40)。トリプルスリーよりフォーティーフォーティーでしょ。ヤクルトだけじゃなく、日本球界でこれだけやれるかもしれないって選手は、そうはいない」

 山田哲 「やる気でいます!」

 青木 「やる気になればできるタイプだと思う。その気になったほうがいい。どんな高い目標でもクリアできるメンタルと技術はあると思うから。自分を信じていれば結果は残るから、絶対。そう思って1年間過ごすことだと思う」

 自分を信じ、その気になれ-。昨季苦しんだ後輩への新たなメッセージだった。青木はテレビ中継の解説を務めた2015年の日本シリーズで山田哲が3打席連続本塁打を放ち、衝撃を受けた。

 青木 「あれだけ振れる選手はなかなかいない。体も大きいわけじゃないけど、どんどん振れる。自分はどちらかといえば、ボールを見ていくというか、選びながらやるタイプ。哲人は決めたら打ちにいく。それって才能だと思う。躊躇(ちゅうちょ)なくいける。だからこそホームランもあれだけ打てる。日本の選手って自分みたいな選手が多い中、すごく魅力に感じます」

 36歳と25歳。青木は山田哲にとって道しるべになる。山田哲は「(青木のすごさの)一番は貪欲さです。試合だけじゃなくて、練習量もすごいですから。自分もやらないといけないなと思いますし、すごく勉強になります」と姿を目で追っている。ただ、選手として譲れない部分を聞かれると、自負をのぞかせた。

 青木 「全部譲らないですよ。選手としては今もうまくなると思っている。もっとホームランを打ちたかったり、ヒットを打ちたかったり。哲人が言っていたけど、貪欲だから」

 山田哲 「僕も全部ですね。やっぱり負けたくないっていうのもありますし、それが絶対にいい方向にいく。青木さんが打ったら僕も絶対に打つ。ホームランも、盗塁も打率も。安打数はわからないですけど」

 青木 「(笑いながら)まあ、一応2000本打ってるからな」

 山田哲 「でも、そこも負けないつもりで」

 青木 「そういう風になった方がいいと思う。どれだけやるかだと思うから」

 神宮で行われたナイター練習では並んで特打を行い、約20分間競い合うように白球を飛ばした。練習後、青木は「照明とかの細部をチェックした」。山田哲は「(オープン戦で)ステップや間合いを『これだな』という感じでつかめた」とうなずいた。夜には、決起集会が行われたヤクルト。2人の天才が交わり、躍進の足音が聞こえる。 (長崎右)

★青木と山田哲の今季ここまで

 青木(前メッツ)は沖縄・浦添キャンプ中の2月6日に入団会見を行い、7日の第2クールから合流した。7年ぶりの日本への適応に注力する中、オープン戦終盤は主に4番で起用され、12試合で打率・290。「順調に来ている」と総括した。一方の山田哲は猛練習の中で試行錯誤を重ね、打撃フォームを固めた。オープン戦では15試合で打率・256。4本塁打を放ち「(2年連続トリプルスリーを達成した)2年前に近い。2年前と同じような感覚」と手応えを口にする。

40-40

 同一シーズンに40本塁打と40盗塁を同時に達成すること。米大リーグではホセ・カンセコ(88年=42本塁打、40盗塁)、バリー・ボンズ(96年=42本塁打、40盗塁)、アレックス・ロドリゲス(98年=42本塁打、46盗塁)、アルフォンソ・ソリアーノ(2006年=46本塁打、41盗塁)の4人が達成。プロ野球で達成した選手はいない。最も近づいたのは87年の秋山幸二(西武)で、43本塁打、38盗塁を記録。当時はシーズン130試合で、現在の143試合制に換算すると、47本塁打、42盗塁に達するペースだった。

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