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巨人・上原、1年契約総額3億円!セ界一の方程式『USA』完成

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10年ぶりに巨人のユニホームに袖を通した上原。新背番号「11」も披露した (撮影・高橋朋彦)  巨人は9日、米大リーグ、カブスからフリーエージェント(FA)になっていた上原浩治投手(42)と契約合意したと発表。2008年以来10年ぶりの巨人復帰で、年俸2億円+出来高払いの1年契約(契約金1億円)で背番号は11に決まった。上原は同日午後、東京・文京区の東京ドームホテルで会見。レッドソックス時代の2013年にワールドシリーズ制覇に貢献した最強リリーバーは勝利の方程式として七、八回のセットアッパーを託される。

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 10年の時を経て、上原が巨人のユニホームに袖を通した。東京ドームホテルで行われた復帰会見。テレビカメラ11台、約80人の報道陣の前で決意を語った。

 「一生懸命、がむしゃらにやるだけです。優勝への勝ち星に貢献したいと思います。巨人に10年間、お世話になって、FAで出ていったにもかかわらず、誘っていただいて感謝しています」

 年俸2億円+出来高払いの1年契約(契約金1億円)で10年ぶりの復帰劇だ。上原はプロ入りの1999年から2008年まで巨人に在籍し、09年にメジャーへ。22勝95セーブを積み上げた。昨季終了後にカブスからFAとなったが、メジャーの市場が停滞。多くのFA選手と同様に移籍先が決まらず、一時は引退を示唆する発言もあった。

 そんな中で届いた古巣からのオファー。他の日本球団からも誘いはあったが、「熱意ある誘いをしていただいたのが巨人。日本に帰ることを決めたのはこの2週間くらい。子供が野球をしている姿を見たいと」と心を決めた。

 巨人時代の背番号19は現在、菅野が背負うため、空き番号の「11」に決定した。11番は別所毅彦、斎藤雅樹(現1軍投手総合コーチ)らがつけた番号。「斎藤さんという素晴らしい選手がつけていた番号なので、喜んで11番でお願いしますと言いました」。

 斎藤コーチは遠征先の神戸で起用法について、「マシソン、カミネロも順調にきていますし、その前とか、間に挟んでもいいかな」と七、八回を託すセットアッパー構想を披露した。上原(U)、スコット(S)・マシソン、アルキメデス(A)・カミネロのメジャー経験者3人による勝利の方程式『USA』が結成される可能性が高まった。上原は13年にレッドソックスの守護神としてワールドシリーズ制覇に貢献するなど抑えの経験も豊富。救援陣の状態次第では、守護神を務める可能性さえある。

 米国から5日に帰国して以降は、日本の公式球でキャッチボールを開始。10日からは川崎市のジャイアンツ球場で2軍練習に合流し、11日には打撃投手を務める予定。調整が順調に進めば、最短で20日の日本ハムとのオープン戦(東京ドーム)がファンへのお披露目となる見込み。日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18)=早実高=との対決もあり得る。

 来月3日に43歳の誕生日を迎えるベテランだが力は健在。「1試合でも多く投げることが目標ですし、1年間、投げきるのを目標にしたい。みんなで勝って、笑顔になりたい」。熱い優勝への思いを語った上原が、日本一奪回へのキーマンになる。 (吉村大佑)

上原 浩治(うえはら・こうじ)

 1975(昭和50)年4月3日生まれ、42歳。大阪府出身。東海大仰星高、大体大を経て1999年にドラフト1位で巨人入り。1年目に20勝を挙げて最多勝、新人王、沢村賞を獲得した。2009年にFA権を行使してオリオールズ入団。レンジャーズ、レッドソックス、カブスと移籍し、レッドソックスでは13年にア・リーグ優勝決定シリーズでMVPに輝き、ワールドシリーズも制した。1メートル88、88キロ。右投げ右打ち。既婚。

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