阪神・福留、星野さんに強虎打線捧げる!10日追悼試合に志願出場 - SANSPO.COM(サンスポ)

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阪神・福留、星野さんに強虎打線捧げる!10日追悼試合に志願出場

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福留は10日の星野氏追悼試合に志願の出場。打線にも喝を入れる  さすが主将! 阪神・福留孝介外野手(40)が、元監督の故・星野仙一氏(享年70)の追悼試合として行われる10日の中日戦(甲子園)に志願して出場することが8日、分かった。チームはオープン戦開幕から、まさかの5連敗。恩人への思いを胸に、低迷する虎へ喝を入れてくれ!

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 顔をくしゃくしゃにして喜んでくれている星野さん。目をつり上げて怒鳴ってくれた星野さん。天国に旅立った恩人に、福留は心から感謝した。気がつけば「3・10」を志願していた。

 「何打席になるかわからないですけど、少しでも出て。それが(星野)監督に対しての供養になるかわからないけど、今まで育ててもらった感謝の気持ちを込めながら、臨めればと思います」

 日本生命から逆指名で中日に入団。当時の監督が星野氏だった。守備に難があり、打撃もまだ粗かったが「2番・遊撃」でスタメンから外さずに積極起用してくれた。それに応えて132試合に出場して打率・284、16本塁打。リーグ優勝も経験させてくれた。内野から外野にコンバートされたことで守備に対する意識や視野も広がった。厳しい指揮官だった。だが、勝負に対する熱さを教えてもらわなければ、今の自分はなかった。

 「やっぱりこのチームで選手と監督として(星野氏と)関係があるのは僕だと思うし、僕がこの世界に入ったのも、星野さんの(おかげ)というのもある。そういうゲームで、少しでも…というのもある」

 自身今年初の対外試合だった2月25日の中日戦(北谷)は1打席(痛烈な一直)に立ったが、その後、降雨ノーゲーム。星野氏が生前「俺の死に場所」と表現した聖地で仕切り直しをする。

 「この世界に入る、すべての道をつくってくれた。僕の中ではすごく大きな存在」

 追悼試合といえば、2008年3月5日の広島戦(京セラ)。故・島野育夫氏の追悼試合で、左膝の手術明けだった金本(現監督)が強行出場して弔いの一発を放った。追悼試合の価値を誰よりも知っている金本監督は「お客さんも入るだろうしね。中日戦だし。(いい試合をしたいかと問われ)うん。そりゃ、中日も思っていることやろうけど」と腕組みをした。

 主将よ、頼む-。その思いは今のチーム状況からの叫びでもある。オープン戦開幕から、まさかの5連敗。チーム打率・202は12球団最低だ。今キャンプ期間中、福留は若手をピックアップして、裏方さんに感謝の気持ちを伝える集いを開催した。その場で、リーグ優勝への熱い思いを説いた。その若虎たちがヘバっている今だからこそ、闘将魂を注入された男が改めて喝を入れる。30日の開幕・巨人戦(東京ドーム)へ向けて、V字回復の一戦としてみせる。

 「(星野さんの)厳しさがあるから今、ここまでやってこられている。またこれから先、若い選手に伝えていけるようにやっていければと思う」

 監督、コーチ、選手全員が星野氏の背番号「77」をつける。2003年のような強い猛虎を天国に届ける。感謝の思いを胸に、福留がバットを構える。 (阿部祐亮)

★金本知憲の島野氏追悼試合VTR

 2007年12月に63歳で死去した島野育夫・元ヘッドコーチの追悼試合が08年3月5日の広島戦(京セラ)で開催された。金本は左膝の手術明けでリハビリ途上だったが、出場を直訴。「4番・DH」で先発し、初打席で逆転2ランを放った。チームは7-3で勝利。試合後は「内野ゴロを打って、(島野氏に)一塁へ全力疾走するところを見てほしかった」と話した。

★空席ありまっせ

 10日の星野氏追悼試合・中日戦(午前11時開門、午後1時試合開始)は、8日時点で外野自由席(大人1000円、子供500円)と、アルプス席(大人1600円、子供800円)に空席がある。甲子園球場やローソンチケットなどで購入できる。

 当日は球場外周のミズノスクエアに献花台(午前10時から受け付け。午後3時まで)を設置。選手らは星野氏が阪神監督を務めた2002~03年のユニホームで、背番号「77」で登場する。

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