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高校通算63発!盛岡大付・植田拓、社会人・バイタルネットで腕磨く/東北スポーツ

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植田は、冬場には長靴を履いてボールを打ち続けた盛岡大付グラウンドで今後の活躍を誓った(撮影・井上幸治)  昨年出場した春、夏の甲子園で2季連続8強入りした盛岡大付高(岩手)の主砲、植田拓外野手(18)が、4月から都市対抗野球3度出場のバイタルネット(新潟)へ進む。東北の高校生で歴代最多の通算63本塁打を放ち、米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手(31)が「プロでみたかった」とたたえた強打者は、社会人の強豪で都市対抗と2020年東京五輪出場、21年のプロ入りへ自身を磨く。

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 東北屈指のスラッガー、植田が、社会人野球のバイタルネットでプロ入りへ研鑽を積む。

 「プロは行きたかったが、(プロ志望届提出前に)内定をもらい“プロ待ち”は自分レベルでは失礼かなと。3年間で力をつけてからと思った」

 早実の清宮(現日本ハム)、履正社の安田(同ロッテ)らとも比較された大砲。2年夏から出場した甲子園では、史上6人目の3季連続弾に東北勢最多タイの通算4本塁打を記録。昨夏3回戦の済美(愛媛)戦での2打席連発など、強烈なインパクトを残した。

 だが、自らの力を冷静に分析し、プロ入りの夢を一時“封印”。大リーグで活躍するダルビッシュもSNSに「プロでみたかった」と投稿した。植田は「評価してくれてうれしいし、プロ入りして、いつかダルビッシュさんとも対戦したい」。今後の野球人生にとって、大きなモチベーションにもなった。

 昨秋ドラフトではライバルの清宮、安田が1位指名された。志望届を出さなかったことには納得しているが「やっぱり複雑だった。ドラフト(中継)も見なかった」。だが、今では「この悔しさを社会人野球にぶつける」と切り替えた。バイタルネットの2014年以来となる都市対抗出場への貢献、「いずれは日の丸のユニホームを着たい」と20年東京五輪出場にも視線を向ける。

 すでにチームに合流。今月中旬からの春季キャンプに参加しアピールする。木製バットの対応にも「芯を食ったら関係ない。長打の売りは変えない」とキッパリ。「1年目から勝負。社会人で一番打てるバッターになりたい」と目標も明確だ。次は東京ドームを豪快アーチで沸かせる。 (井上幸治)

★社会人の自覚 仕事もしっかり

 植田には社会人としての自覚も芽生えている。入社するバイタルネットは医薬品卸業だけに「1つのミスが生死に関わってくることもある。できること、できないこともあると思うが、しっかり仕事をしたい」と表情を引き締める。野球だけではなく、人間としても成長を図るつもりだ。

植田 拓(うえだ・たく)

 1999(平成11)年5月10日生まれ、18歳。大阪・貝塚市出身。貝塚市立中央小1年時で野球を始め、小6から貝塚リトルに所属。貝塚一中時代は貝塚リトルシニアでプレー。盛岡大付では1年春の東北大会からベンチ入り。高校通算63本塁打。甲子園では2年夏、3年春、同夏に3季連続本塁打(史上6人目)をマークするなど4本塁打。1メートル65、73キロ。右投げ右打ち。家族は母、兄。

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