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青木がヤクルトと合意!7年ぶり国内復帰、3年10億円&入団時の背番「23」

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この雄姿が神宮に帰ってくる。青木がヤクルト復帰を決めた。写真は2009年8月11日の横浜戦でサヨナラ打を放ったシーン  米大リーグ、メッツからフリーエージェント(FA)となった青木宣親外野手(36)がヤクルト復帰で基本合意したことが29日、分かった。古巣から3年で約10億円とみられる大型契約に加え、入団時に着けた背番号23を用意され、7年ぶりの国内復帰を決断した。小川淳司監督(60)のもと、最下位からの再起を狙うチームにとって最上の目玉補強。今後正式契約を結び、沖縄・浦添市で2月1日に始まる春季キャンプに合流する。

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 天才打者が神宮に舞い戻る。2月1日のキャンプイン目前。球春到来が迫る中、ヤクルトに待望の朗報が届いた。青木が古巣復帰を決断したことが分かった。

 「切り込み隊長じゃないけどね、彼にはそういった役割を期待したい。それから(昨年の)WBCで見せたリーダーシップ。誰もが彼のパフォーマンスを見て感じるものがあった。チームを支えてもらいたい」

 球団首脳が期待を込めた。ポスティングシステムを利用してブルワーズに移籍した2011年以来の古巣復帰は、数年来の悲願だった。例年オフに青木が球団にあいさつに訪れるなど、良好な関係を継続。昨年10月末にメッツを自由契約となった際には、衣笠剛球団社長兼オーナー代行が「スタンスは変わっていない。向こうの状況を見ながら。場合によってはこちらから『どうするの』と聞かなければいけない」と動向を注視していくことを明言していた。

 このオフの大リーグ市場の動きは、例年になく低調だった。若手への切り替えを図る球団が多く、18年オフに大物選手の動きが多くなる可能性が高いことなどの理由で、日本選手ではダルビッシュ、上原、イチローの所属先が28日(日本時間29日)時点でも未定。去就が不透明となる中、青木とヤクルトは数日前に本格的な交渉を開始し、この日午前に基本合意とスピード決着した。

 球団は最大級の誠意を示した。年俸は3年で約10億円の大型契約になるとみられる。背番号は早大から入団した04年から09年まで背負い、愛着のある23番(10年から1番に変更)が用意された。今後正式契約を結び、2月上旬に沖縄・浦添市での春季キャンプに合流する運び。青木は東京都内の施設などで練習を重ねており、途中での合流にも支障はない。

 今月5日に36歳となった青木だが、日本で首位打者を3度獲得した打撃技術は円熟味を増している。日本代表に大リーガーでただ1人加わった昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、リーダーシップを発揮してチームをまとめ上げた。

 現時点では「1番・中堅」での起用が有力。ヤクルトは昨季、球団ワースト記録の96敗を喫したが、故障で戦列を離れていた川端、畠山、雄平が戻って若手も成長すれば、山田、バレンティン、そして青木を中心にリーグ屈指の打線が組める。最下位からの再建に向けて戦術面、精神面でも象徴になれる存在でもある。青木が古巣再建にひと肌脱ぐ。獲得の相乗効果は、計り知れない。

★ヤクルトの今季の補強

 新外国人投手として、右腕のカラシティー、ともに左腕のハフ、アルメンゴ(中日時代の登録名はジョーダン)を獲得。1メートル91の長身から投げ下ろすカラシティーは抑えとして期待され、メジャー通算25勝の実績を持つハフ、日本で2年間で12勝しているアルメンゴは先発候補。新人ではドラフト4位の外野手、塩見(JX-ENEOS)らが1軍キャンプメンバーに名を連ねた。

青木 宣親(あおき・のりちか)

 1982(昭和57)年1月5日生まれ、36歳。宮崎県出身。日向高から早大を経て2004年ドラフト4巡目でヤクルト入団。プロ野球史上初となる2度(05、10年)のシーズン200安打以上を達成。11年オフにポスティングシステムでブルワーズに移籍。昨年6月に日米通算2000安打を達成。06、09、17年WBC、08年北京五輪日本代表。1メートル75、81キロ。右投げ左打ち。夫人は元テレビ東京アナウンサーの佐知さん(34)。

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