阪神1位指名の白鴎大・大山、鉄人や!右肩脱臼しても試合出場/ドラフト - SANSPO.COM(サンスポ)

試合速報:

野球速報 サッカー速報

阪神1位指名の白鴎大・大山、鉄人や!右肩脱臼しても試合出場/ドラフト

更新

ナインに肩車される大山。大学侍ジャパンの4番が虎に加わる(中島信生)  プロ野球ドラフト会議(20日、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール)阪神からドラフト1位指名を受けた白鴎大・大山悠輔内野手(21)が20日、栃木県小山市の同大で金本知憲監督(48)から指名あいさつを受けた。大学2年時に右肩脱臼も試合に出続けた根性男。指揮官から未来の主砲を託された“シン・鉄人”が力こぶを作った。

<< 下に続く >>

 憧れの人に肩を抱かれた。大山の一本釣りに成功した金本監督はドラフト会場を午後7時半に飛び出し、車で2時間かけて9時半に栃木県小山市の白鴎大に到着。感激の対面に大山は武者震いが止まらなかった。

 「骨折してでもヒットにされたという印象があります。強い覚悟をもってやらないといけない」

 1年春からレギュラーを務め、4年春には関甲新リーグ記録となる8本塁打を放った。パワーだけじゃない。安打も関甲新リーグ最多の120安打まで、あと「2」。22日の新潟医療福祉大戦で記録更新がかかる。

 「僕は骨折もしたことがない。選手生命に関わるけがをしたことがない。母に感謝している」

 そう胸を張るが故障を故障と認めない自分と周囲があったからだ。2年夏のオープン戦。帰塁で頭から滑り込んだ際、右肩を脱臼した。「金本さんをみてみろ。骨折してでも出て、打った。それがプロというものだ」。自ら「野蛮人」という黒宮寿幸監督(45)から叱責され、一塁、DHで出続けた。「完全に痛みが取れたのは…覚えてないです」と苦笑いで振り返るが、鉄人魂という赤い糸で結ばれていた。

 「一番大切なことは振ることだと思います。振る中で状況に応じた打撃ができればいい。自分をアピールして、チャンスをつかんで、ファンの皆さんにたくさん応援してもらいたいと思います」

 大学入学時は腕立て伏せがまったくできなかったが、1日3000スイングで鍛えあげられ、今ではフリー打撃で推定150メートル場外弾を放つほど成長した。今夏の日米大学野球で4番に座り、優勝に貢献したスラッガーは大きな目標を語った。

 「(高校から)僕は優勝したことがない。マウンドで輪になるものをやってみたい。プロの世界でやってみたいです」

 鉄人からは近い将来の4番を託された。「プレッシャーに弱かったらやっていけない世界です。力に変えたいです」。鋼のような根性がある。金本監督のような不屈の男になる。(阿部祐亮)

大山 悠輔(おおやま・ゆうすけ)

 ★生まれ&サイズなど 1994年(平成6)年12月19日生まれの21歳。茨城県出身。1メートル81、85キロ。右投げ右打ち

 ★球歴 つくば秀英高から白鴎大へ進学。今春はリーグ新記録となる1シーズン8本塁打を放つなど活躍。また今年の日米大学野球選手権で大学日本代表に選出され、4番を務め、優勝に貢献

 ★座右の銘 向上心

 ★視力 右1・5、左1・2

 ★握力 右57キロ、左55キロ

 ★背筋力 205キロ

 ★走力と遠投 50メートル6秒2。遠投110メートル

 ★血液型 O

 ★好きなタレント 石原さとみ

 ★好きな食べ物 焼き肉

 ★家族 父・正美さん(49)、母・理沙さん(33)、妹・亜美さん(19)、弟・悠翔さん(10)、妹・桃果さん(7)

ドラフト指名へ

ランキング

PR