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柳田以上の男!虎D1・高山、驚異のスイングスピード『161キロ』

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柳田以上の男!虎D1・高山、驚異のスイングスピード『161キロ』

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骨折した右手でタオルを握り、ゴロ捕球を行う高山。驚きのスイングスピードで、金本監督の期待に応える!(撮影・山田喜貴)  柳田を超える! 阪神からドラフト1位で指名された明大・高山俊外野手(22)が23日、東京・府中市内の明大グラウンドで練習。スイングスピードが161・8キロであることを明かした。トリプルスリーを達成したソフトバンク・柳田悠岐外野手(27)をも上回る驚異の速さ。金本知憲新監督(47)の期待に応え、スラッガーとしてフルスイングを誓った。

 ファウルを打った際に砕けたという、右手首の骨…。それは高山の恐るべき潜在能力の高さを証明していたともいえる。競合したヤクルト・真中監督の勘違いによる“大逆転ドラフト”で虎入りが決まり、金本監督と握手を交わしてから一夜明け、期待のドラ1が、驚異の数値を明かした。

 「スイングスピードを生かしたいです。(計測は)3カ月前くらいですけど、161・8キロが出ました」

 160キロ超え…。その威力はプロの強打者との比較が物語る。今季34発などトリプルスリー(3割30本30盗塁)を達成した柳田は157キロ。現役の160キロを超えは中田(日本ハム)くらいでバレンティン(ヤクルト)でさえ150キロ台だ。スイングの速さで知られる金本監督も現役時代は155キロといわれた。数字だけならすでに球界トップクラスというわけだ。

 「長所を聞かれたら、スイングスピードと積極性だと答えます」

 胸を張った22歳。前夜、指名あいさつに訪れた金本監督からは「本塁打を打てる打者になってほしい」と直接、期待の言葉をかけられた。抜群のバットコントロールで東京六大学野球通算131安打。48年ぶりにリーグ記録を更新し、安打製造機として名を売ったが、同じ左打者の指揮官の目には、そう映っていなかった。こいつは、もっと振れる-。もちろん、大学ナンバーワン打者も“その気”だ。

 「金本監督にそう(長距離打者に)育ってほしいといわれた以上は、そうなっていくことが恩返しになるし、正しい道だと思います」

 今春、秋のリーグ戦は本塁打ゼロだが「安打記録もあったので、どちらを取るかで『単打でも』と思って安打にこだわってきました。自信があるのはスイングスピードなので」と話す。つまり、ここからが真の姿を見せるときというわけだ。

 目標について、「少しでも福留さんに近づければ」と話した金の卵は現在、右手有鉤骨(ゆうこうこつ)を骨折しており、26日に手術を受ける予定。この日も手を使わない練習のみで、優勝に王手をかけた法大とのリーグ戦へ出場はできないが、リハビリ開始と同時に新境地へ走り出す。

 「本当はどんどん振っていきたいけど、(今年は)引っかけてしまう打席が増えると安打が減ってしまうので、強く振るということをやっていなかった。言われたからには、強く振ることになると思います」

 “封印”を解くときがきた。日大三高時代はスラッガーとして注目され、2011年に春夏の甲子園で5本塁打を放った。金本監督のもと、類い稀な“光速スイング”で本当の才能を覚醒させる。 (安藤理)

★他の一流選手は…

 測定時期は不明だがイチロー(マーリンズ)は158キロ、松井秀喜(元ヤンキース)は159キロといわれている。また世界のホームラン王、王貞治(元巨人)は155キロ、バリー・ボンズ(元ジャイアンツ)は165キロ。一般的なプロ選手は130キロ台で、阪神は数年前に若虎が計測した際、最速は新井良太の148キロだった。

高山 俊(たかやま・しゅん)

 外野手。1993(平成5)年4月18日生まれ、22歳。千葉県出身。東京・日大三高では甲子園に3度出場。3年夏には青森・光星学院(現八戸学院光星)高との決勝で先制3ランを放つなど5打点を挙げ優勝に貢献した。明大では1年春からレギュラーに定着。4年秋には48年ぶりにリーグ通算安打記録を更新。1メートル81、86キロ。右投げ左打ち。

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