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虎将理想オーダーや!「1番・鳥谷」いきなり左前打!!

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虎将理想オーダーや!「1番・鳥谷」いきなり左前打!!

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「1番」で起用された鳥谷。一回にいきなり左前打で出塁した(撮影・岡田亮一)  阪神・鳥谷敬内野手(33)が自身2度目の実戦となる楽天との練習試合で「1番・遊撃」で出場し、いきなり左前打を放った。高血圧による体調不良から3日ぶりに復帰した和田豊監督(52)は「1番・鳥谷」が理想のオーダーであることを明言。2打数1安打で得点にこそつながらなかったが、指揮官は2015年型新オーダーの形成も視野に入れている。

 電光掲示板に「1番・鳥谷」が刻まれると指笛が鳴り響いた。一回、主将がすぐに応える。楽天の25歳左腕相原の初球直球を鮮やかに左前に流した。

 「詳しいことは(首脳陣に)聞いてよ」

 鳥谷が笑みをこぼしながらタクシーに乗り込んだ。打順による打撃スタイルの変更については「全然、全然。変えないよ」と首を横に振った。

 今キャンプ2度目の実戦だった。15日の紅白戦で4番だった男が、シーズンを想定した場所に移ったといっていい。和田監督はこの日の打順について、鳥谷、西岡、福留の上位3人を2打席のみで交代させるがゆえであることを説明しながらも「1番・鳥谷」が最右翼であることを明かした。

 「試してみたい打順であるのは否定はしない。1番で1年通したときに、どれぐらいの数字を残すかな、という楽しみはあるよね。3番のときよりも走れると思う」

 10年ぶりのリーグ優勝、30年ぶりの日本一を目指す。就任4年目で去就がかかる和田監督は、今キャンプに3冊の本を持ち込んだ。「セイバーメトリクスだよ」。2011年にブラッド・ピット主演で米大リーグ・アスレチックスのビリー・ビーンGMの手腕を描いた映画「マネーボール」でも有名になった統計学的なデータ分析について、ホテルで本格的に勉強している。

 鳥谷の昨季の出塁率・406はリーグ3位(1位はヤクルト、バレンティンの・419)を誇る。指揮官の“参考書”に照らし合わせても、1番には最適といえるプレーヤーだ。

 「(鳥谷は)出塁率、勝負強さ、足もあるからね。昨年(1番で)3試合しか、できなかったわけだから」

 和田監督は巨人との開幕カードのみで戻してしまったことを口惜しそうに話した。上本、西岡の二塁戦争の行方もあるが、現段階では、鳥谷に1番を任せる構想を強めているのは間違いない。

 シーズンに向けてのアウトラインが、おぼろげながらも、みえてきた。 (阿部祐亮)

 「1番・鳥谷」「2番・西岡」について巨人・三沢スコアラー「打力が強い1、2番。長打も警戒しないといけないし、勢いのつく打順だと思う」

 「1番・鳥谷」について中日・井本スコアラー 「出塁率の高い選手だから。鳥谷の位置によって得点力が変わってくる」

鳥谷の昨季「1番」VTR

 昨季の開幕カードとなった巨人戦(東京D)で、鳥谷は「1番」に座った。2番・大和、3番・西岡という並びだった。しかし、3戦目の昨年3月30日の巨人戦(東京D)で飛球を追って西岡が福留と激突し、西岡が長期離脱を余儀なくされた。このため、鳥谷は3番に座り直すことになり、わずか3試合で、打順変更を余儀なくされた。残りの141試合はすべて3番で出場した。 ちなみに、2013年は3番で118試合、4番で26試合。12年は1番で16試合、3番で128試合に出場している。

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