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戻りカツオになれ!巨人・原監督、小林に“尻タタキ”指令!!

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戻りカツオになれ!巨人・原監督、小林に“尻タタキ”指令!!

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原監督(左)は独特の言い回しで小林(右)の成長を期待。直接指導にも力が入った (撮影・春名中)  戻りカツオになれ!! 巨人・原辰徳監督(56)が11日、宮崎キャンプで2年目の小林誠司捕手(25)に対し「初カツオもいいけど、脂が乗った戻りカツオだ」と“珍指令”を出した。その心は…。今季は正捕手の座を奪い、実りの秋にチームを日本一に導け-という期待の表れだった。12日からは紅白戦がスタート。初戦は西村健太朗(29)、小山雄輝(26)両投手がローテーション入りをかけて、先発マウンドに上がる。

 原監督の目の前では、期待の若手3人が居残り特打を行っていた。2年目の小林、7年目の大田、8年目の中井。指揮官は独特の言い回しで期待を表した。

 「この人たちが主力選手になったらどうだ。楽しみだよな。脂が乗りきっているよ。戻ったカツオだ。一回、戻ってくるぐらいの経験は持っているよ」

 戻りカツオとは水温が低下した9月に北海道南部から南下する、脂が乗りきった美味なる海の幸。実はキャンプ地の宮崎は近海カツオの一本釣り漁獲量が日本一。レギュラーをつかみ実りの秋を迎えろ、という“原流”のメッセージだった。

 「初カツオもうまいけど、戻りカツオはもうひと脂が乗っているんだ。きょう食うか。ニンニクスライスを乗せてさ。よだれが出てきたぞ」と舌なめずりしながら、打球を目で追った。

 「ゼロからチームを作り上げる」と宣言した今季。“戻りカツオトリオ”の中でも、熱視線を送っているのが、阿部の一塁コンバートにより、ぽっかりと空いた正捕手の座を狙う小林だ。

 1年目の昨季はリード面のアドバイスに時間を割き、打撃に関してはほとんど放任だったが、今年は違う。キャンプが始まってからは、毎日のようにマンツーマンで指導。この日の特打中にも「小林、フィニッシュを3秒間、止めてみな。手を離さないで。それぐらい体幹を意識しないとな」と熱心に教えた。

 12日の紅白戦では他の1軍3捕手は交代でマスクを被る予定だが、小林は紅組の「8番・捕手」としてフル出場の予定。指揮官の期待を一身に背負うイケメン捕手は「アピールする立場。自分の力を出せるようにしっかりとやりたい」と気合十分。カツオは「嫌いじゃないですけど…」という小林が濃厚な味わいの戻りカツオになって、今秋、G党を喜ばす。 (桜木理)

戻りカツオ

 カツオの旬は年に2度あり、春に黒潮に乗って北上する時期に漁獲されたものは「初カツオ」と呼ばれ、さっぱりとした味わいが特徴。それに対し、水温の低下に伴って秋に南下してきたものは「戻りカツオ」と呼ばれる。後者はエサをたっぷりと食べ、しっかりと脂が乗っているため、濃厚な味わいで「トロカツオ」とも呼ばれる。

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