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虎・鳥谷に野村氏がエール「マイナーから這い上がる覚悟を持て」

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虎・鳥谷に野村氏がエール「マイナーから這い上がる覚悟を持て」

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鳥谷の恩師、野村監督が教え子にエールを送った  海外フリーエージェント(FA)権を行使した阪神・鳥谷敬内野手(33)の早大時代の監督、野村徹氏(77)が28日、大阪市内でサンケイスポーツの取材に応じ、教え子にエールを送った。メジャー挑戦か阪神残留か去就が注目されるまな弟子に対して「マイナーから這い上がる覚悟を持て」と厳しい世界に飛び込む心構えを説いた。

 恩師が人生の岐路に立つ教え子を思いやった。早大時代に鳥谷を指導した野村氏がメジャー挑戦にあたっての心構えを力説した。

 「やるのであれば、1年を棒に振ってでも、マイナーから這い上がっていく覚悟を持ってほしい。過去の実績で大リーグでもやれると思ったら大間違い」

 日本人内野手でこれまでメジャーで成功した選手はほとんどいない。早大時代の教え子は青木(ロイヤルズ)と和田(カブス)が海を渡った。世界の舞台で活躍する内野手のレベルの高さはすでに伝わっている。先日、帰国後の青木と会った際には「(内野手は)サーカスをしているみたいですと大リーガーの超人的な身体能力を聞かされたという。鳥谷は遊撃手として3年連続でフルイニング出場している鉄人。野村氏も「体は強いし、誰より根性もある」と認めている。だが、一方で「メジャーは我々と別次元」と言い切った。生半可な気持ちでの移籍は禁物というわけだ。

 今オフのメジャー移籍市場は二塁の人材が不足している。逆に各球団ともに優秀な遊撃手は多い。そんな背景を踏まえ、野村氏は「二塁しかチャンスがないと思っている。マイナーでもいいから半年間くらい二塁の守備を徹底的に鍛えることも必要」と遊撃からのコンバートプランを提言した。

 鳥谷はプロ入りするにあたり、遊撃のレギュラーを保証してくれる球団を断り、ポジション争いできる阪神を選んだ。「だから甘い考えは持っていないはず」と野村氏。教え子が相当な覚悟を持って臨むことを信じている。「自分の人生だから悔いのないように突き進むことが大事。現実をどう見ているか心配もしているが、応援している」。虎のキャプテンが恩師の金言を胸に決断のときを迎える。

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