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沈黙破った!FA鳥谷、米ウインターミーティング前後に結論出ない

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沈黙破った!FA鳥谷、米ウインターミーティング前後に結論出ない

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自身のFAについて初めて言及した鳥谷。しばらくは塾考モードとなりそうだ  トリがついに喋った!! 阪神から海外フリーエージェント(FA)権を行使した鳥谷敬内野手(33)が24日、甲子園クラブハウスで、初めて大リーグ挑戦か、残留かの結論を出す時期について言及。12月9日(現地時間8日)から米サンディエゴで開催される大リーグのウインターミーティング終了後、しばらく熟考を重ねて年内には決断する構えだ。

 重い口を開いた。甲子園クラブハウスで健康診断を終え、愛車に乗ろうとしたときだった。鳥谷は、報道陣からウインターミーティング前後に結論を出すのか、と問われると言い切った。

 「(結論が)出ることはないと思います」。13日にFA権を行使して以降、沈黙を貫いてきた。発せられたコメントは、ひと言だけだったが、なぜか? 笑っていた。もう少し考える時間をくださいよ-というわけか。

 大リーグのウインターミーティングは12月8日(日本時間9日)からサンディエゴで4日間、開催。大リーグ30球団の首脳らが集結し、FA選手の交渉やトレードなどの商談が行われる。鳥谷には、現段階でナショナルズやアストロズなどが興味を示しているとみられる。

 鳥谷は日本シリーズ終了後に渡米し、これまで数々の大型契約をまとめた凄腕代理人、スコット・ボラス氏(62)と契約を結んだ。ウインターミーティングの動向を踏まえ、代理人に届いたオファーを受け取ったあと自分の出場機会がどれほどあるのか、などを含めた条件面を精査。家族とも相談のうえ、年内には最終結論を出す方向だ。

 ただ、親しい関係者に「メジャーに行きたい気持ちはありますが、迷っています」と打ち明けるなど11年間、在籍する阪神への愛着もある。17日には、南球団社長と会談を行い、改めて「阪神に必要な選手。できれば残ってほしい」と慰留されている。

 22日に甲子園で開催されたファン感謝デーは欠席した鳥谷だが、12月のゴールデングラブ賞の表彰式などの球界行事には出席する予定だ。

 「彼が、大リーグの条件を聞いたあと、もう1回、話し合いをもつつもりでいる。いまは、そっとしています」と球団首脳。夢を追うか、それとも虎に残留か-。ウインターミーティングから具体化するであろう条件次第のようだ。 (三木建次)

阪神・鳥谷の海外FA経過

 ★10月31日 鳥谷が海外FA権を行使する意志を球団に伝えていたことが判明

 ★11月4日 和田監督がオーナー報告後の会見で、全力で引き留める意向を示す

 ★同5日 鳥谷が渡米

 ★同11日 海外FA権の申請書類を球団を通じて日本野球機構(NPB)に提出。鳥谷が米国から帰国

 ★同12日 米アリゾナ州でGM会議が開かれ、ナショナルズやアストロズ、Rソックスなどが興味を示す。また代理人にはスコット・ボラス氏が務めることが判明

 ★同17日 鳥谷が南球団社長らと交渉。米関係者によるとメジャーの移籍先にはメジャー契約はもとより、レギュラー争いができる環境が条件であることが判明

 ★同20日 鳥谷が周囲に「迷っています」と話していたことが分かり、残留の可能性も

内野手の海外FA

 ★川崎宗則 2011年11月30日に海外FA権を行使し、メジャー移籍を表明。翌年1月12日にマリナーズとマイナー契約した

 ★中島裕之 11年オフにポスティングによる海外移籍を目指したが、交渉権を得たヤンキースと交渉が難航。西武に残留し、翌年オフに海外FA権を行使。12月17日にアスレチックスと年総額650万ドル(約5億5000万円)で合意した

 ★田中賢介 12年6月18日の広島戦(マツダ)で左足首を骨折したが、「故障者選手特例措置」を申請し、NPBがこれを承認し海外FA権を取得。行使し、メジャー移籍を表明した。翌年1月9日にジャイアンツとマイナー契約

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