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虎将明言!4番ゴメス&5番マートンのV奪回打線固まった

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虎将明言!4番ゴメス&5番マートンのV奪回打線固まった

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 V奪回打線固まった!! 阪神・和田豊監督(51)が27日、神戸市内でサンテレビ「レッツゴー!! タイガースゴルフ2014」(武庫ノ台GC)に参加。前日26日に残留が決まったマット・マートン外野手(32)と新加入のマウロ・ゴメス内野手(29)=ナショナルズ=にクリーンアップを託すことを明かした。来季は契約最終3年目。太い幹を持つ破壊力抜群の打線で、9年ぶりVをつかむ。

 指揮官の手応えが、スイングに表れた。実に軽やかなラウンドだ。前日26日に晴れてマートン残留が決定し、来季の攻撃陣が出そろった。構想のそろばんを弾く和田監督は、来日5年目を迎えるM砲の役割について問われると、断言した。

 「(ゴメスとの中軸は)もちろん。そういう思いは、ある」

 2014年のクリーンアップ構想を、初めて明言した。新加入のゴメスは、球団と現場が吟味を重ねて「4番」として獲得した新助っ人。ならば5番はマートン。3番はキャプテン鳥谷だ。

 「ゴメスが日本で初めて(のプレーに)になるんで、マートンの存在は心強くなると思う」

 『GM』の並びによる相乗効果に期待を込めつつ、強力クリーンアッププランを披露。さらに大黒柱が早々と決まれば、周りを囲む打線の“全体像”が見えてくる。

 「6番候補」も、そうだ。この日、同組で回った福留について、指揮官は「普通に歩けているし(クラブを)振っているし、ちょうどいいリハビリになったんじゃないか」と笑った。今年5月に手術した左ひざ、痛めていた両ふくらはぎの回復に手応えを感じた。

 日本復帰1年目は故障に泣いた男(打率・198、6本塁打、31打点)が本来の力さえ発揮すれば、文句なしに6番を任せられる。同じく今季、故障で途中離脱した1番・西岡、2番・大和も含めて、切れ目のない破壊力抜群の打線を組むことが出来るわけだ。

 もちろん「簡単には渡さないぞという選手もいる。若い選手も力をつけているし、各ポジションで競争になる」とも。秋季キャンプでは来季2年目の外野手・緒方が猛アピール。実績ある上本、三塁挑戦の今成も虎視眈々。鳥谷、マートン以外のポジションは白紙といえるまで、差は詰まってきた。当然、激しい競争と嬉しい誤算の発生を期待しているが、この時期に来季の『理想型』を描けることは、大きい。

 今季は開幕直前まで4番すら定まらなかった。新井良に大役を任せたが荷は重く、新外国人コンラッド(すでに退団)もサッパリ。終盤は中軸が固定できず組み替えに苦慮。両リーグワースト82本塁打など攻撃陣が機能しなかった。巨人に12・5差の2位、クライマックスシリーズ2連敗での終戦の原因は明白だ。

 表彰式の壇上。和田監督は「期待に応えられない年が続いている。ファンに心から笑ってもらえるシーズンにしたい」と誓った。自信の根源は、形となって見えたV奪回オーダーだ。3年契約最終年となる来季。両助っ人を中心に配した軸のブレない攻撃陣で、和田虎が進撃する。 (栃山 直樹)

★貧打が深刻化

 虎は今季、致命的な打線の柱の不在に泣かされた。開幕4番を務めた新井良が、4月5日の広島戦(マツダ)で左太ももを痛め、わずか7試合で離脱した。その後、マートンが111試合で4番を務めたが、コンラッドの想定を超える不振や福留の故障、新井も本領発揮できず、5、6番が常に決定力不足に。M砲の後ろを強化するため、シーズン終盤の26試合は「3番・マートン」「4番・鳥谷」と並びを入れ替えたが、さらに貧打が深刻化した。

阪神の今オフ

 9年ぶりのV奪回へ守護神と4番の獲得を最優先に動き、今月22日にゴメス、呉昇桓投手(31)=韓国サムスン=と正式契約を交わした。また今季で契約が切れたランディ・メッセンジャー投手(32)と24日、マートンと前日26日に正式契約を発表。ロッテを戦力外となった吉見祐治投手(35)も14日に獲得した。鳥谷らFA権保有者は、宣言した久保(交渉中)をのぞき、残留。中日からFA宣言した中田賢一投手(31)とは17日に交渉し、朗報を待っている。

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