【新主将に聞く】
流通経大・HO西山新主将【拡大】
不定期連載の2回目は流通経大HO西山大樹(4年、流通経大柏)。昨季の全国大学選手権は4大会連続ベスト8止まり。悲願の大学日本一へ、旗印に掲げる「ダイナミックラグビー」のバージョンアップを目指す。(聞き手・田中浩)
--全国大学選手権は4季連続で準々決勝敗退
「8強の壁をなかなか破れない。去年と同じことをしていても日本一には届かない」
--そのためには
「自分たちに足りないものはチーム力。グラウンド外でも、部員が一つになれるようなことを発信していかないと。全員が『自分たちのチーム』と言えるようになれば強くなれる」
--旗印は“ダイナミックラグビー”
「スーパースターがいるわけではないので、チーム全体で勝負するようなラグビーになる。骨惜しみせず、ワークレート(仕事量)を高くして、攻撃のときには最高の勢いを出せるのが理想」
--けがの影響もあって、昨季はリザーブ
「外から見ていて、試合の入り方に課題を感じた。気持ちをどう持っていくか。自分で決断して、それをやり切れるリーダーを目指す」