2021.2.21 05:02

パナ・福岡堅樹、順大医学部合格 独走トライでラストシーズン開幕/TL

パナ・福岡堅樹、順大医学部合格 独走トライでラストシーズン開幕/TL

相手パスをインターセプトし、独走でトライを決める福岡。順大医学部合格を自ら祝った (撮影・加藤圭祐)

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 ラグビー・トップリーグ第1ステージ第1節第1日(20日、東京・秩父宮ラグビー場ほか)サクラ咲いた! 開幕トライで祝福だ。新型コロナウイルスの影響で約1カ月遅れで開幕。2015年度以来の優勝を狙うパナソニックはWTB福岡堅樹(28)のトライなどでリコーに55-14と大勝し、白星発進した。福岡は自身のツイッターで順大医学部合格を明かした。NTTコミュニケーションズは新加入の元スコットランド代表SHグレイグ・レイドロー(35)がトライを決めるなど、ホンダに41-13で快勝した。

 34-14とパナソニックがリードを広げ始めた後半23分、2019年W杯日本大会で日本代表として快足ぶりを発揮したWTB福岡が、トライへの嗅覚を見せた。

 リコーBKラインのオープンパスへ鋭く走り込み、相手FBマッガーンの横でボールをかっさらうと、30メートルを悠々と独走して中央へ。チーム5トライ目を奪った。

 福岡はこの日取材に対応しなかったが、試合後に自らのツイッターで「この度、順天堂大医学部に無事合格することができました!」などとツイート。受験サイトによれば偏差値70前後の難関医学部にパスしたことを報告した。感染防止のための入場制限で、秩父宮での開幕戦としては少ない3941人の観衆の前で、自ら“合格祝い”となった。

 祖父、父が医師の家系で、自身も医師になる夢を持ちながらラグビーにもチャレンジしてきた。15人制だけでなく、7人制では16年リオデジャネイロ五輪代表として4位に入賞。しかし、東京五輪が1年延期されると医学部挑戦を優先し、7人制を断念した。

 トップリーグ(TL)は複数のチームに感染者が計60人以上出たことで開幕が1月16日から1カ月延びたが、「勉強に費やす時間を増やすことができた」と前向きにとらえていた。ロビー・ディーンズ監督(61)は「人間に限界がないことを常に示してくれる」と絶賛する。

 自身最後、来年から新リーグに移行するため大会としても最後となるTLに、福岡は「優勝したい気持ちが強い」と意欲をのぞかせた。「福岡さんを優勝で送り出したい」とSO松田力也。野武士軍団の思いも同じだ。(田中浩)

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