東京五輪でのメダル獲得を目指し、埼玉・熊谷市で合宿中のラグビー7人制女子日本代表候補の平野優芽(20)=日体大3年=がオンライン取材に応じ、「世界基準のスピードや強度を、どう意識していくか」と5カ月余りに迫る五輪へ、チームのエース候補らしい自覚をのぞかせた。
日本ラグビー協会前会長でもある東京五輪組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言についてのコメントも求められ、「森さんに特別な怒りなどはない」としながら「会議が長くなるとか、女性だからというのは関係ないと思った」と話した。
今回の合宿は14日まで熊谷市で行った後、引き続き宮崎・延岡市で26日までという3週間のロングラン。「このあと熊谷よりちょっと暖かいところに行けるのは、ラグビーをしている身としてはうれしい」と笑顔を見せた。