ラグビーの全国大学選手権最終日は11日、東京・国立競技場で決勝が行われ、天理大(関西1位)が2連覇を狙った早大(関東対抗戦2位)を55-28で破り、初優勝を果たした。
天理大のCTB市川が4トライを挙げた。前回大会の準決勝で大敗を喫した早大に雪辱。「ここに懸ける思いが強かった。早稲田にリベンジできて良かった」と感慨に浸った。
前半3分の先制トライで勢いに乗り、前半だけで3トライをマークした。殊勲の活躍にも「チームが体を当て続けたからこそ自分の前にスペースが空いた。FWのおかげ」と謙虚な姿勢だった。