ラグビー7人制女子日本代表ヘッドコーチ(HC)の稲田仁氏(37)が退任することが21日、関係者への取材で分かった。後任には海外出身の指導者を起用する。新型コロナウイルスで延期された東京五輪まで約7カ月に迫ったタイミングでの指揮官交代で、チームの建て直しを図る。
日本ラグビー協会は16日の理事会で人事案を既に了承した。25日に記者会見を開いて説明する。
7人制男女の日本代表HCは東京五輪まで務める予定だった。五輪が延期となり、日本協会は契約について検討。18~19年シーズンに、強豪が集うワールドシリーズ全戦に出場できる上位グループ復帰を逃した女子は交代、日本協会専務理事を兼務する男子の岩渕健輔HCは東京五輪まで続投させる。
稲田HCは16年リオデジャネイロ五輪後にHC代行に就任。17年7月に昇格していた。