【一問一答】
オンラインで記者会見するラグビー日本代表のジョセフ・ヘッドコーチ=15日【拡大】
ラグビーの2023年ワールドカップ(W杯)フランス大会の1次リーグ組み合わせ抽選会から一夜明けた15日、日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)がオンラインで記者会見し、ジョセフHCは日本の活躍に期待感も込めながら次回W杯に向けた思いを語った。
――イングランド、アルゼンチンの印象は。
「ともにセットプレーが強く、体が大きい。スクラム、ラインアウト、防御面をもっと強化していかないといけない。日本のスタイルは2チームと全く違うものなので、相手にしてみれば難しいところもあると思う」
――相手は強豪。1次リーグ突破の手応えは。
「前回大会までの戦いで、われわれができるということはある程度示せている。目標はまず8強。イングランドに接戦で勝てるようなチームづくりを見据えて準備していく」
――サンウルブズを通してスーパーラグビーを戦う機会がなくなった。どう強化していくか。
「サンウルブズは勝利という結果は出せなかったが、強化に関しては成功した。トップリーグだけでは十分ではなく、同等のものが必要」
――強化しないといけないポジション、課題は。
「ロックは課題。ポジションを問わず選手層をより厚くしていきたい。松島(クレルモン)がフランスで大活躍してくれていて、他の選手も海外でやれる自信を持つきっかけになってくれたのは非常にいい材料だ」