2020.11.11 12:00

【ラグビーコラム】SNS中継でトップリーグを“予習”しよう

【ラグビーコラム】

SNS中継でトップリーグを“予習”しよう

特集:
ノーサイドの精神

 【ノーサイドの精神】11月に入り、国内のラグビー界も盛り上がりを見せている。10月4日に開幕した関東大学ラグビーは、すでに終盤に入った。関西大学リーグも今月7日に開幕し、全国高校大会に向けた各地の出場校も出そろってきた。海外ラグビーも含めれば、観戦にも“渋滞”も生じる。まさにうれしい悲鳴だ。

 トップリーグ(TL)も、9日に第2ステージとプレーオフトーナメントの日程が発表された。各チームは来年1月16日の開幕に向けて、トレーニング真っただ中。練習試合もすでに始まっているが、感染防止のため多くが無観客での開催となっている。そこで気になっているのは、各チームのSNSを使った練習配信だ。

 クボタは、AI機能を搭載したカメラを使用して練習試合(10月17日、キヤノン戦)をチームの公式フェイスブック上で中継。AIがボールや選手の動きを自動検知してカメラが反応するというもので、スムーズに観戦が楽しめた。また7日には、リコーがインスタグラムの配信機能を使ってクボタとの練習試合の配信を行った。TL観戦に向けた“予習”としては、もってこいとなっている。

 コロナ禍が日本で悪化する前の3月中旬。TLが止まる中、日本代表HO堀江翔太(34)=パナソニック=にインタビューを行った際にこぼした言葉を思い出した。「ファンと離れすぎている」。これまではファンが練習に気軽に足を運べたが、難しくなってしまった。それだけに自身も「インスタライブをしたりとか、そういう風なことをしていきたい」と語っていた。現在も練習見学や試合観戦が難しいだけに、コロナ禍で各選手やチームは発信を続ける。全ては、“ファンのため”だと認識している。

 TL開幕まで約2カ月。SNSを使ったラグビー観戦というのも、選択肢の一つに入れてもいいかもしれない。(阿部慎)