2020.10.25 17:36

異次元ステップ搭載!!松島幸太朗“NEWフェラーリ”なリーグ戦初トライ

異次元ステップ搭載!!松島幸太朗“NEWフェラーリ”なリーグ戦初トライ

ポー戦で攻め込むクレルモンの松島=クレルモンフェラン(共同)

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 フランス1部リーグ(24日=日本時間25日、クレルモンフェラン)クレルモンに移籍した日本代表の松島幸太朗(27)が、ホームでのポー戦に右WTBでフル出場。リーグ戦初トライを含む2トライの活躍で、50-29の勝利に貢献した。フランス移籍後のトライは、9月の欧州チャンピオン杯・ラシン92戦以来約1カ月ぶり。肉体改造にも取り組み、進化し続ける“フェラーリ”が、2戦連続でのWTB起用に好結果で応えた。

◆一瞬の方向転換で相手翻弄

 新天地で進化を止めることはない。クレルモンの松島が、右内転筋の故障から復帰した前戦に続いて、本職のFBではなく右WTBでフル出場。リーグでの初トライを含む2トライを挙げ、50-29の快勝に導いた。

 「自信に満ちあふれる感覚で臨むことができた。(リーグ戦で)やっとトライもできて順調にきている」

 後半6分、敵陣深くでSOロペスからのパスを受けて最初のトライ。後半37分には敵陣右タッチライン際でボールを受けると、一気にギアチェンジ。2人を置き去りにすると、最後の相手防御は左への一瞬の方向転換でかわして体に触れさせもせず、インゴールに飛び込んだ。

◆肉体改造=パワーアップ中

 日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(50)から“フェラーリ”と称された快足とステップは、フランスでも健在。さらに、力強さが増してきた。現在は当たり負けしないように肉体改造中。5、6キロ重くなったという。それでも「体重を増やした体をもっとうまく使えるようにしないと」と、満足はしていない。

 チームメートとの連携も深まる一方だ。この日は前半からボール周辺に積極的に顔を出し、チャンスメーク。クレルモンのフランク・アゼマ監督は「どんどんフランス語を理解するようになってきている」と信頼を高めている。

 「仲間への指示もスムーズになってきた」と松島。7月上旬にチームに合流してから約3カ月。日本の“フェラーリ”が、トップスピードへと加速する。