2020.10.24 20:41

関西大学ラグビーで現役トップリーガー滑川剛人が主審を担当

関西大学ラグビーで現役トップリーガー滑川剛人が主審を担当

同大-近大の交流試合で主審を務めた現役トップリーガーの滑川剛人レフェリー(中央奥)=24日午後、滋賀・皇子山陸上競技場

同大-近大の交流試合で主審を務めた現役トップリーガーの滑川剛人レフェリー(中央奥)=24日午後、滋賀・皇子山陸上競技場【拡大】

 ラグビー・トップリーグのトヨタ自動車に所属するSH滑川剛人(30)が24日、関西大学Aリーグ交流試合・同大-近大(滋賀・皇子山陸上競技場)で主審を担当。落ち着いた笛裁きで試合をコントロールし、「良かったところも悪かったところもありましたが、80点以上ではないでしょうか」と振り返った。

 滑川は2年前、チームを通じて日本協会から打診を受け、レフェリー挑戦を決意。昨年12月、世界に通用するレフェリーの発掘、育成を目指す日本協会審判部門のTID(Talent Identification and Development)プログラムに現役トップリーガー第1号として参加し、本格的にレフリング技術の向上に取り組んできた。すでにB級資格を取得し、今季の東海学生リーグの公式戦でも主審を務めている。

 一方、当面は現役選手としての活動を優先させていく予定で、現在は平日はチームの練習に参加、週末にレフェリーの活動と“二足のわらじ”をはく日々を過ごしている。

 自らの経験から「選手がストレスをためない笛を吹きたい」と誓う。将来の目標は「選手として立てなかったW杯の舞台」。国内最高レベルでのプレー経験をレフリングに生かす。自身にとっても、日本ラグビー界にとっても新たな、価値ある挑戦が始まっている。(月僧正弥)

滑川 剛人(なめかわ・たけひと)

 1990年(平成2)1月1日生まれ、30歳。東京都出身。SH。10歳からラグビーを始める。桐蔭学園高から帝京大を経て2012年、トヨタ自動車入社。高校日本代表、U-20(20歳以下)日本代表を歴任。164センチ、70キロ。