2020.10.11 17:58

早大FL相良、立大HOの兄との兄弟対決制す/関東対抗戦

早大FL相良、立大HOの兄との兄弟対決制す/関東対抗戦

特集:
関東大学対抗戦
前半、突進する早大・相良昌彦=早稲田大グラウンド(撮影・尾崎修二)

前半、突進する早大・相良昌彦=早稲田大グラウンド(撮影・尾崎修二)【拡大】

 関東大学対抗戦(11日、立大7-46早大、早大G)対抗戦で昨季の大学王者・早大は立大のタックルに苦戦したが、46-7で勝って開幕2連勝。FL相良昌彦(2年)は立大HOの兄・隆太(4年)との兄弟対決を制した。帝京大は筑波大を後半突き放して54-17で快勝し、昨季優勝の明大は青学大を82-10と圧倒。ともに2戦全勝とした。リーグ戦3連覇を狙う東海大は中大を64-5で退け、2勝目を挙げた。

 練習で慣れ親しんだグラウンドの芝を踏み、早大FL相良が自身今季初公式戦のピッチに立った。2人兄弟の兄・HO隆太がいる立大を46-7で退け、兄弟対決を制した。

 「(兄を)意識する部分もあったが、そこばかりにならず、自分らしいプレーができた」

 前半22分には自陣から抜け出し、中央付近でパント。FB小泉怜史(2年)のトライを導いた。35分には敵陣深くでのスクラムのこぼれ球を拾って、NO・8丸尾崇真主将(4年)のトライにつなげた。兄とのマッチアップは1度。密集でボールを持ったときにタックルを見舞われた。

 高校まで「追いかける存在」だった兄と、「今は対等」と相良は実感する。1年生だった昨季に大学日本一を経験。U-20(20歳以下)日本代表にも選ばれ、経験を積んできた。今季は「チームで一番体を張り、流れを変えるプレーをしたい」と目標を掲げ、この日はフル出場で体現した。

 ただ、チームは8トライを奪ったが、立大のタックルで落球する場面もたびたびあり、流れをつかめ切れなかった。47-21で勝った4日の青学大戦も含め、格下チームの敢闘精神に押される課題は残った。

 新型コロナウイルスの影響で開幕が1カ月遅れ、10週間で7試合をこなすハードな日程。次の試合のことを考えると、極限まで強度を上げた練習は故障者を出すリスクが高くなり、かといって強度不足では帝京大、明大という当たりの激しいチームが待つ中盤以降が心許ない。

 「次(18日の日体大戦=熊谷)はよりアグレッシブに、プレーの精度も上げたい」

 長男、次男の対決を鋭い視線で見つめていた相良南海夫監督(51)は、11月からの勝負どころを見つめ、修正点を挙げた。(田中浩)

試合結果へ試合日程へ勝敗表へ